性的搾取が行われても「表現者」であることが免罪符になる…女性漫画家が抱く違和感(石塚 圭子)
FRaU | 講談社
30代夫婦のリアルライフを通して「夫婦とは何か?」を鋭く問いかけた話題作『1122(いいふうふ)』は現在、累計発行部数135万部を突破。現代の日本社会に生きる人々が抱く関心や不安に、新たな“気づき”を与えてくれる作品を描いてきた漫画家・渡辺ペコさん待望の最新作『恋じゃねえから』(『月刊モーニングtwo』にて連載中)1巻が4月21日に刊行され、大きな注目を集めている。渡辺ペコさんにこの作品への思いや、映画界や芸能界で続く「性暴力被害の告発」について感じていることなどを取材し、前・中・後編の3部にわけてお送りする。