面倒事、人間関係、世間体――逃げたいものからは瞬間移動で逃げる。しかし、それでも自分に付きまとう後輩を邪険にできず、困った主人公はある提案をする。逃げ続けた先に彼が見つけたものとは。
※ネタバレを含むクチコミです。
逃げたい状況、環境、関係…うんうん、確かに色々あるよね…瞬間移動!?すげえ!なんてびっくりしつつもちょっと笑えたり、でもなんか違和感…とか思ってたらそういうこと…。ベルトとかさぁ、そういう…はぁ…。 違和感の正体が明らかになるところで思わず言葉を失ってしまった。読み終えてからもう1度読み返して理解を深めて、そして改めて良い作品だったなと思いました。大人も子どももみんなそれぞれ逃げたい物事がある。1人ではどうにもならない・できないこともある。そんな時に寄り添ってくれる存在って本当に嬉しくてありがたくて。タクミもリサもお父さんも、それぞれが行きたい方向へ進んでいけるという救いのある終わり方でとてもよかったです。
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