主人公の彩香がお水の世界で成り上がっていく物語です。劇画調のタッチで、水商売に関わるドロドロした人間模様が描かれており、妙なリアリティがあります。彩香を敵視している梨奈は、嫉妬深い女性の業を体現したようなキャラで、かなり怖く刺激的です。 全24巻の本作。長いようですが、一気読み必至の作品です。
前作が面白く一気に読んでしまったので、今回も期待して読みました。前作は母彩香の話でしたが、今回はその娘の話です。まだ1巻ですが、母同様に様々な逆境に立たせながらも、トップを目指して頑張って欲しいと思います。同じ女性としてなかなか、踏み出せない生き方ですがそこに魅力を感じます。
最初は地味だった女性が、ホステストして成功していく一代記を描いた作品ですが、その過程に爽快感があって大好きです。水商売の世界なので、女性同士の足の引っ張り合いや、裏社会との駆け引きも多いのでハラハラするところが多く飽きることがありません。しかもただてっぺんを目指すのではなく、その過程で裏方の男性との恋に迷うなど、主人公が女性としての幸せを得てほしいと願ってしまうくらいキャラクターが魅力的です。
フツーの居酒屋の綺麗な女将さんだと思いきや、実は元極道の妻。 どんな強面の相手にも怯まず立ち向かっていく女将さんの姿がとにかくカッコ良いです。 居酒屋さんの描写がリアルなので、自分も客の一人になった気分になれます。 人情ののれんをくぐった先には良いドラマがあるものですね。
不倫をするシチュエーションになると、我慢は出来ないと思いつつ、過ちを犯すとと2度と元の人生には戻れくなってしまう。 男という生き物の哀れさや愚かさが上手く描かれており、中年世代にとっては痛いほど心に染みて、怖さすら覚えます。
普通の女の子だった桜子が、ホステスとして成長していく姿を応援する気持ちで読んでました。夜の仕事はただキラキラした憧れの世界ではなくて、とても辛いことや悲しいことがあるけれど、何事にも挫けずに、前を向いて進む桜子がたくまましくて、自分も頑張らなければ思えます。
過去に一度読んだことがありましたが、面白かったのでもう一度読みたくなって、二回目を読んでいます。 ストーリーは、身寄りのいない若い女性が、力と金と権力を振りかざして女を思い通りにさせようとする男性を恨みながら、頭脳と美貌でその力を利用しのし上がっていくというもので、とても痛快な漫画です。 絵が古いと思われるかもしれませんが、色気があるし、ヤクザ、政治、水商売系が好きな方におススメです。
※ネタバレを含むクチコミです。
美しく華やかだがどこかで寂しさを感じさせるソープ嬢と熱帯魚の掛け合わせが上手く表現されています。 私も時折風俗を利用しますが、この作品を読んでからは、彼女達も1人の女性で、性の対象としてではなく愛を持って接しなければ失礼だなと考えさせられるきっかけになりました。
マンバ通信に新しい記事「床屋のマンガとしてのKindle Unlimited」が公開されました〜! 今回のテーマになっている漫画は『女帝』 『女帝』の感想や記事の感想をお待ちしています^^ https://magazine.manba.co.jp/2016/11/21/manpo-jotei/
主人公の彩香がお水の世界で成り上がっていく物語です。劇画調のタッチで、水商売に関わるドロドロした人間模様が描かれており、妙なリアリティがあります。彩香を敵視している梨奈は、嫉妬深い女性の業を体現したようなキャラで、かなり怖く刺激的です。 全24巻の本作。長いようですが、一気読み必至の作品です。