贅沢を好まない控えめな性格の皇女アリーセは、権威を重んじる帝国で周囲に軽んじられていた。心の支えは、婚約者である隣国の王子ヨーゼフからの手紙。だが、結婚のために隣国へ赴くと、夫になるのはヨーゼフの弟クラウスだと告げられる。王となり圧政を敷いたヨーゼフは、民からの襲撃を恐れて逃亡したのだという。戸惑いを隠せず抵抗するアリーセだったが、不満げに眉を寄せるクラウスに淫らな愛撫を施され、恥辱と快楽の極みを味わわされて――!?腹黒な賢王×敬虔で一途な皇女、甘く淫らな略奪愛!
おまえは俺と別れられない。暴君と呼ばれる男との結婚を命じられた公主・蘭花。輿入れの際の護衛は、蘭花の幼い頃からの想い人、将軍・楚興だった。結婚したらもう楚興とは会えない――。彼への恋心が抑えきれなくなったとき、ふたりはがけ崩れに巻き込まれる。楚興と少しでも長くいたい蘭花は、とっさに記憶を失ったフリをしてしまい……。そんな蘭花に楚興は「俺はおまえの夫だ」と静かに微笑むと、甘い口づけと熱い愛撫で蘭花の身体を蕩かし、純潔を奪ってしまうのだが――。