綾乃は、どうしたいのだろう? 旦那のことは、きっと好きではないだろう。 でも、家族なんだよね。 面倒なのは、こんな状況で、同居しなきゃならないこと。 私だったら、同居は、何が何でも断るけどなぁ~。 きっと、姑から今後も孫の顔が見たいとか色々言われそうで、面倒くさくなるだろうし・・・。
ビーム連載当時に友達からすすめられて読み始めて、志村貴子先生のファンになったきっかけの作品です。 トランスジェンダーを扱った長編作のなかでも名作に入ると思う。 この可愛らしい表紙からはあまり想像できないほど、パートによっては読むのが辛くなるような部分もありました。それでも登場人物たちは年齢を重ねながら、色んな人と出会い、各々で視野を広げていくうちに「こっちが心配しなくてももう大丈夫だな」といった感じで手元から離れてくような感覚にもなりました。 ここからは細かい個人的な好みの話ですけど、主人公にとりんの姉・まほちゃんの彼氏の瀬谷くんがほんとイイです。まほちゃんが弟にはちょっときつく当たりがちで気が強いのに対し、瀬谷くんのイケメンなのに控えめで押しが弱い感じがたまらないんです。とにかく性格がいい。 もうひとりは千葉さん。千葉さんはたぶん放浪息子読者のなかでもかなり人気が高いキャラクターのはず。可愛くて強くてでも不器用で、そして可愛い。 もしこれから読むという方は瀬谷くんと千葉さんに注目してみてほしい。
ふみちゃんとあーちゃんがかわいいです。志村貴子さんの絵は本当にきれいで、表紙の水彩塗りに引きつけられます。アナログだからこそ出せる空気…。主人公2人以外のキャラクターもとても魅力的です。
あけすけに言ってしまうのは三角関係を楽しむためにはよくないことなのかもしれません。 登場人物それぞれ問題抱えてそうですが応援したいとおもいます。。
それぞれ柄すごいキャラだってるわけじゃないけど、みんないいやつでみんななんかピュア感あってほのぼの読める漫画でした♪アラサー片想いってなんか素敵。
どどどどの話が映画になるんだろう… どちらにしろ読み返そう。 https://twitter.com/dounika_anime/status/1197077496295911431
志村貴子先生らしい素敵なストーリーです。 心理描写が緻密です。
不定期連載?なのでゆっくり進んでいる。 親同士の再婚で年頃の子供達がひとつ屋根の下でなんやかんや。志村貴子の漫画でこういうコマは初めて見たかも。笑
超好き。試し読みして一発で惚れてポチった。さすがだ……! 唐突にドアップを描いたり変なポーズを取ったり髪をなびかせたりする、高い画力を惜しみなく振りまくパワータイプのレディース向けコミックって大好きなんですよね。「かげきしょうじょ!」然り「きみが心に棲みついた」然り。BL系や萌え系、オタク系とは少し違って嫌味なくそれができちゃうところが良い。 恋愛以外にもいろんな短編が楽しめる1冊でした。満足度。
志村貴子節出てるなーという感じで好き。 女子高生の主人公のエロ漫画家の父が亡くなり、再婚した相手方には年の近い兄妹がいて、兄はセクハラ気味で接してくるし、妹はブラコンだから嫉妬してきて当たり強いし、父は幽霊になって見守っていて~、というそれぞれの人間関係がこじれた矢印になている感じ、そしてそれぞれに視点が移ってそれぞれに思うところあってみんな生きているという感じ。 好きですねー。 そもそも僕は放浪息子がめちゃくちゃ好きで感情移入以上のなにかを持って読んでいたのですが、淡々としつつ感情の機微を描いていて、デリカシーのないあいつにも自分とは人生や家族があって、みんな違うなりに人と人の間でしたたかに生きていく感じがたまらんのです。 何なんでしょう、志村貴子さんのこの達観した感じ。 他人は他人、自分は自分。 実は人って他人にそこまで興味持たないよね、といいつつ固執したり、みたいなこのバランス感覚。 何か傷つくことを言われても何も感じてませんよーみたいな顔しつつしっかりダメージあったり、その顔とか絵が単純に好きです。 外には外の顔、考えていることはまた別、みたいな、漫画らしい過剰な演出してない感じも好きですねー。 世の中、漫画みたいに感情の起伏を表に出すような人ばかりでもないし、出したところで取りあってもらえないし、構ってちゃんみたいに思われても嫌だし、そんなことごちゃごちゃ考えてしまうような人ととは仲良くなれる気がするし、志村貴子さんとの相性もいいでしょう。 でもなんでだろう、自分の中で放浪息子ほどハマれないのは。
綾乃は、どうしたいのだろう? 旦那のことは、きっと好きではないだろう。 でも、家族なんだよね。 面倒なのは、こんな状況で、同居しなきゃならないこと。 私だったら、同居は、何が何でも断るけどなぁ~。 きっと、姑から今後も孫の顔が見たいとか色々言われそうで、面倒くさくなるだろうし・・・。