新宿で「ラブ・サルベージ」という恋愛引き上げ業の看板を掲げる薬王寺は、地上げ屋から自分のビルを狙われて金が必要になる。そこで十万円を貸してもらった薬王寺は、賭けボクシングで勝負。勝てば30倍になると言われ金貸し善兵衛から、元ボクサー・沖を紹介され勝負に挑む!? 新宿の街を愛する薬王寺がさまざまな問題をかかえる人々を救っていくアクション漫画!
裏の世界で「プロ」と呼ばれ、数多くの神話を残しているハスラー・影山洋介はプールバー「ロスト」のオーナー。そんな「ロスト」を狙う地上げ屋・田島美津子は、ある日ビリヤードの全日本チャンピオン・石井静夫を連れ影山に店を賭けた勝負を申し込んできた…!!
常人以上の体内電流を持つ男雷電。その男はパチンコ台に電流を流し、大当たりを誘発させる。そんな男の常勝サクセスストーリー。
戦前の芸能・相撲などの興行は、地元ヤクザと密接な関係にあった。山口組もまた、初代春吉親分の頃に浪曲興行を手がけ、二代目登親分は「山口組興行部」を組織、浪曲はもちろん流行歌や相撲興行にも進出していった。そして戦後、三代目田岡組長は、人気漫談師を巡って吉本興業と争い、幼い美空ひばりとの出会いを通して興行界に地歩を固める。山口組興行部は、芸能人に公正な報酬を約束するとともに、陰では「鶴田浩二襲撃事件」に見られるように、ヤクザとしての実力を行使することで勢力を拡大。「大阪から西では山口組に断りを入れないと興行できない」と言われるようになり「神戸芸能社」と改名した。更にプロレスを日本に紹介、爆発的な人気を得て興行界に盤石な地位を固める。しかし好事魔多し。美空ひばりの興行権を巡り稲川組と激突寸前の危機を迎え、横浜に大軍を送り込む。山口組全国制覇のもう一つの戦い!
戦後の混乱が終わりつつあった昭和30年代、山口組は田岡一雄三代目組長の号令一下、全国制覇を目指し侵攻作戦を開始した。その手始めは、田岡三代目の故郷・徳島。侵攻を指揮したのは当時33歳の男盛り、若頭の地道行雄だった。地元組織の抗争に介入した地道は山口組組員を現地に大量動員、地元組織だけではなく、その上に君臨する神戸のライバル・本多会をも圧倒した。その山口組の実力は、巨大繁華街・大阪でも容赦なく発揮された。当時人気絶頂の歌手を交えた酒席で、狼藉を働いた愚連隊・明友会を、田岡三代目は許さなかった。再び地道若頭に討伐命令が下る。地道は当時大阪で頭角を現していた柳川次郎率いる柳川組を配下に収め、更に精鋭軍団・加茂田組を投下し、明友会に徹底攻勢をかけた。地道率いる山口組軍団のローラー作戦で、大阪の夜に緊張が走る。山口組全国侵攻の尖兵となり、数多くの殊勲を上げた猛将・地道行雄の大胆かつ鮮烈な行動を追った実録!
壊れた愛を直す「ラブ・サルベージ屋」の青年・薬王寺(やくおうじ)が、さまざまな人々を救っていく人情ハードボイルドアクション。新宿でラブ・サルベージ屋の看板を掲げる薬王寺は、地上げ屋から自分のビルを狙われて金が必要になる。そこで“金貸し善兵衛(ぜんべえ)”に十万円を貸してもらった薬王寺は、賭けボクシングで勝負すれば30倍になると語る善兵衛から、元ボクサー・沖(おき)を紹介されるのだが……!?
推理作家・結城京一郎。女性編集者の原稿催促もなんのその、お気にいりの雀荘へ入りびたり!!ところがそこが事件の発端になることばかり!!おかげで原稿のアイデアに困ることはない――異色の麻雀推理コミック第一巻!!
裏の世界で数多くの神話を残す賭けハスラー・影山洋介(かげやま・ようすけ)の活躍を描いたビリヤードコミック。本牧のはずれにあるプールバー「ロスト」の土地を狙う地上げ屋・田島美津子(たじま・みつこ)は、ビリヤードの全日本チャンピオン・石井(いしい)を連れて、ロストのオーナーである影山へ店を賭けた勝負を申し込むのだが……!?