日常のすぐそばにある闇や恐怖、その収集の果てに行きつく先とは―――!?
漫画家のMとHは、一迅社・comicHOWL編集部から、「ネットで人気の共同怪奇創作サイト・SCP財団についての漫画を描いてほしい」と依頼を受ける。「SCP財団」について解説するパートをMが執筆し、「SCP」と思しき怪異が現れる原作付きのパートをHは作画する。しかし、そのネーム原作を誰が描いているのかは明かされない。戸惑いながらも二人は、少しずつ「SCP」の世界へと入り込んでいく――。読めばSCPが何なのかきっとわかる、考察型ホラー。
新進気鋭のホラー作家・梨が描いた名作『6』がついに漫画化。先行配信分では掲載されることのなかった第5話「TWOnk」のエピローグストーリーも特典として収録。とあるデパートの「屋上遊園地」。峠道に存在した石塔。23分45秒の動画記録。種苗育成のためのガイドライン。幽霊の死体。エレベーターに響く声。まるで、覗き絡繰のように次々と雪崩れ込む6つの話は、人間が最も根源的に恐れる「死への恐怖」を呼び起こす。