「お前は俺が身請けしてやる――。」貧しい寒村で育った好奇心旺盛でお転婆な少女・リディアは、飢饉で人買いに売られてしまう。娼館で働くことになったリディアを初めて指名したのは、帝都から来た若く美しい騎士団長・レオンだった――。帝都に行き皇帝陛下の寵姫になれば家族や村の皆を幸せに出来ると考えたリディアは、レオンに自分を身請けして帝都に連れて行ってほしいと頼むけれどあっさり断られてしまう。ところが、リディアが特技の舞のことを口にするとレオンの態度が一変し、舞を披露することに。その腕前に感心したレオンはリディアを身請けすると言い出して――!?寵姫志願の舞姫とクールな騎士団長の極上ラブファンタジー!!(この作品は電子コミック誌Berry’s fantasy Vol.29~33に収録されています。重複購入にご注意ください)
ミレイア王国の王太子・フレッドの許嫁として育てられた公爵令嬢のプリシラ。立派な王太子妃となるよう日々励んできたプリシラだったが、迎えたお披露目当日に彼がまさかの失踪!? 代わりに次期国王の座につき、夫となったのは黒い噂が付き纏う第二王子・ディルだった。実はディルはプリシラが幼い頃に想いを寄せていたものの、告白を断られてしまった初恋相手。「この結婚は形だけのものだ」と冷たく突き放してきたと思えば、時折甘い言葉を囁くディルに戸惑いを隠せないプリシラ。そんな中、王宮内ではフレッド失踪は陰謀によるもので、ディルが黒幕だという噂が広まって――!? (この作品は電子コミック誌Berry’s Fantasy Vol. 28~32に収録されています。重複購入にご注意ください)