作者のさらなる作品を楽しみにしています。 驚きのある展開で、最後には「そうだったのか」と思わせるものがありました。 病的に見えるストーリーにも、少しの温かさが感じられました。
※ネタバレを含むクチコミです。
兄にマリトッツォを勝手に食われた上に謝ってすらもらえなかった妹。目には目をマリトッツォにはマリトッツォを、妹は復讐を決意する! いろいろ危なかっしいけどいい兄妹だしいい話だなあ、と思った。 最近様子がおかしい兄と、とある事件と、マリトッツォ。 短いストーリーの中に要素がたくさん詰まっているのに無駄がないしテンポがいい。 マリトッツォが流行ってなかったら生まれなかった作品なんだよなあと思うと、マリトッツォに感謝したくなる。タピオカでもいいかもしれないけど、やっぱりマリトッツォじゃないとダメなんだな。 声でかくて当たり強いけど兄のことがちゃんと好きな妹の人となりがすごくリアルでいい。妹の友達の言葉も物語にしっかり響いているし、コミカルで勢いがあるけどあたたかい作品だった。
作者のさらなる作品を楽しみにしています。 驚きのある展開で、最後には「そうだったのか」と思わせるものがありました。 病的に見えるストーリーにも、少しの温かさが感じられました。