ジョージ先生のマンガです。銭ゲバとかデロリンマンとか結構好きなので、こちらも読みました。 テーマとか作風とかは完全にジョージ先生のそれとわかって良さそうな感じがしてくるのですが、少しとりとめがない感じになってしまってますかね?? 9人の気持ちが一つの方向に向かないとロボが起動しない設定で、たまに一人遅刻してるので起動しない・・・みたいなもどかしい場面があるのですが、作品全体をとおしてみても、面白くなりそうなんだけど、ならない。そんなもどかしさを感じました。 ジョージ先生に興味があって「デロリンマン」と「銭ゲバ」がまだの方はそちらを、ロボに興味がある方は「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」か「火の鳥 復活編」を読んだ方がいいと思います。 ジョージ先生、本当にすいません。悪口ではないです。
基本的には秋山先生お得意の厭世観と露悪趣味に富んだ作風で、それ自体はわたしは結構好きなのですが、こちらの作品は掲載誌が青年誌ということもあったのか、かなり行き過ぎてるように感じてしまいました…。 メッセージとしては芯をくったところをグイグイついて抉ってきていて、名言めいたものも結構あり、考えさせられる部分もあって悪くないと思うのですが、ちょっとジョージ純度が高すぎるので、読んでてだいぶアテられてしまいました。 新年会に向かう途中に読んでいたのですが、鬱屈した気持ちになってしまい、会中ほとんど口を聞くことができなかったです。新年会の場所も新年で閑散とした赤坂だったのも良くなかったかもしれません。
ですが、わたしはそれなりに楽しめました。 設定的には、作者自身が自らの過去を語る形をとっているのですが、掴みどころがなく、よく分かりません。いろいろなものの間で揺れ動くさまざまな感情をストレートに表現されただけのものなのかもしれません。 全1巻と短いこともあり、何か面白いストーリーだったりとか、読者へのメッセージがあるようなものではないですが、ジョージ秋山先生の作風のルーツが垣間見れるようで、わたしはそれなりに楽しく読みました。ごちそうさまです。
銭ゲバでジョージ先生の作品を初体験したのですが、おすすめでこちらが出てきたので読みました。 これも面白かったです!! デロリンマンがすごく魅力的で、こんな人になりたいなと思いました。デロリンマンのような人になれるようにがんばっていこうと思います。 愛こそ正義であるとがんばるデロリンマンに、きもちはわかるが力のない正義は無意味だと諭すオロカメン(たまに泣いてます)のやりとりがじんわりと考えさせられます。 途中、突然第1話っぽい感じでまた始まったので、どうしたことかと思ったのですが、一度ジャンプで連載が終了した後、マガジンでリメイク版として連載されたものも収録されているようです。 あとジャンプ版のラスト16話くらい(黒船編)がカットされているのと、マガジン版のラスト1話くらいもカットされてるようです。カットの理由は分かりませんが、作者がカットしたならしょうがないですね。チャンスがあれば読んでみたいです。
直近でもドラマになっていたり、巨匠と言われるジョージ秋山先生の代表作になるのだと思います。 主人公は幼い頃の経験から「世の中銭ズラ!銭がすべてズラ!」みたいな歪んだ性格になってしまい、殺人等も犯しつつ権力への道を突き進む、みたいなストーリーです。 最近もこういった露悪的な作品は結構ありますが、この作品からは、少年マンガに描かれがちな綺麗事に対する強烈なアンチテーゼは感じるものの、実は作者のそういったものに対する憧れや希求も感じます。 それが主人公の言動にも時折反映されて出ていて、特にラストシーンはあっけないようですが、個人的にはすごく好きでした。 読んで良かったと思いますし、わたしも世の中を良くするための慈善活動に少しは精を出さないとな、と思わせてくれる作品です。
・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ ジョージ秋山がジョージ秋山について描くジョージ秋山マンガは面白いとか面白くないとかそういう個人的な感性ではかれないな ・特に好きなところは? 人格者と思われたいのか編集者にいいカッコをするがすぐにダメさがばれるギャグの描きかた。後半の過去に描いたマンガの登場人物と会話を続けるのもいい ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! ジョージ秋山の告白を読んで楽しめる方にはおすすめです。
・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ 高校生くらいの時にビッグゴールドで読んでいたその時はキツかったが今読み返すと昔ほどの嫌悪感がない。他のジョージ秋山作品を色々読んだからかな ・特に好きなところは? 狸穴勇介。「生きてんの飽きちゃったなあ……」が似合いすぎる。 ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 調子がいい時に読みましょう。調子が悪かったり気分的に優れない時は読むのは全くおすすめはしません。
理想のためなら犠牲にしてもいい人がいるのか?危険に晒されている人がいて、助けられるのが自分たちだけなら危険を冒してでも助けるべきか?突然強大な力を持ってしまった子供たちがその権力の危うさに振り回されながら戦う。 正義と悪の戦いというよりは、それぞれが正義と信じるものとのぶつかり合いで、なかなか考えさせられる内容だった。今の世界の状況からしても、重要な議論がたくさん含まれている。何度かアニメ化が試みられては頓挫しているようだが、ぜひ実現して欲しい。 糞虫と呼ばれる忍者みたいなキャラがかっこいい。
「心とは人間のどこにありますか」 「人間が太陽ならば心とは陽射しなのです」 「わかりますかアミ」 「おぼろげながら」 ナムとアミの心が清らかになるような掛け合いの後に、諸悪を根絶する為に戦うのがお約束の流れになっている。テンションの高低差がすごいけどそれがクセになる。面白かった!
ジョージ秋山の短編が読みたくなってなんとなく読み始めたが予想を裏切るというか妙な気分になるマンガだった。なんとなく友情がメインの話なんだろうなと思っていたら途中色々あり最後にタンポポのポエムで終わったり、色々悪態をついて出ていったが最後のページでいい笑顔で帰ってきたり、友達を怪我させてしまい償うために色々やって最後は良い感じで終わるのか思ったら予想外の結果だったりと最後のページを読むまで気を抜けない感じだった。
ジョージ先生のマンガです。銭ゲバとかデロリンマンとか結構好きなので、こちらも読みました。 テーマとか作風とかは完全にジョージ先生のそれとわかって良さそうな感じがしてくるのですが、少しとりとめがない感じになってしまってますかね?? 9人の気持ちが一つの方向に向かないとロボが起動しない設定で、たまに一人遅刻してるので起動しない・・・みたいなもどかしい場面があるのですが、作品全体をとおしてみても、面白くなりそうなんだけど、ならない。そんなもどかしさを感じました。 ジョージ先生に興味があって「デロリンマン」と「銭ゲバ」がまだの方はそちらを、ロボに興味がある方は「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」か「火の鳥 復活編」を読んだ方がいいと思います。 ジョージ先生、本当にすいません。悪口ではないです。