3.5
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基本的には秋山先生お得意の厭世観と露悪趣味に富んだ作風で、それ自体はわたしは結構好きなのですが、こちらの作品は掲載誌が青年誌ということもあったのか、かなり行き過ぎてるように感じてしまいました…。
メッセージとしては芯をくったところをグイグイついて抉ってきていて、名言めいたものも結構あり、考えさせられる部分もあって悪くないと思うのですが、ちょっとジョージ純度が高すぎるので、読んでてだいぶアテられてしまいました。
新年会に向かう途中に読んでいたのですが、鬱屈した気持ちになってしまい、会中ほとんど口を聞くことができなかったです。新年会の場所も新年で閑散とした赤坂だったのも良くなかったかもしれません。