※ネタバレを含むクチコミです。
この作品のメインの登場人物は4人。 まず、画家を目指しているがうまくいかず、有名な作品のニセモノを描く“贋作家”として生計を立てているウォルトという男。 彼の描く贋作を高く売りつけている詐欺師の男・エド。 そして、どうやらエドが抱える借金を取り立てようとしているらしいアイクとジョニーというギャング2人組。 現在の活動に罪悪感を抱きながらオリジナルの絵を描けないでいるウォルトと、人当たりは良いけど何か秘密を抱えている雰囲気のエド。 そんな2人とアイク・ジョニーのコンビがそれぞれ別々の形で出会い、やがて4人の運命が大きく変わる事件へと発展していきます。 ウォルトとエド、、アイクとジョニーという2組の関係性が面白く、それを独特のコマ割りとスタイリッシュな絵柄で絵柄で描き出しています。 電子書籍限定での発売ですが、ぜひこの物語の結末が生み出す大きなカタルシスを体感してみてほしい作品です。
※ネタバレを含むクチコミです。