生明生成-AzamiKinari- (@KinariAzami) on Xtwitter.com第102回手塚賞準入選・WJ本誌掲載『コンクリートと花』 /ジャンプ+『パ・ド・ドゥ!』/ジャンプGIGA2022夏『飛鳥馬杏介くんは』/WJ2023 14号『プラリネ・プラネタ』
タイトル通りなのですが、封鎖された様な狭い世界で希望を探して生きようとする物語。 割と女性が好みそうな世界観な印象はあります。人を選ぶ作品ではあると思いますが、静謐な世界観で私は好きです。 静かな空間でゆったりと外光とそよ風を感じながら、詩集を読む様な感覚になる物語です。 ただ、この読み切り作品が載せられた漫画雑誌は作風に合わないと感じましたので、同じ作風を続けるとなると別の雑誌に載った方が息が長いと思います。 紙の雑誌が数を減らす中で他の雑誌に載るのはとても難しいことだとは思いますが、相性の悪い雑誌で短命に終わるのはとても勿体ない。 紙(有名雑誌)に拘るわけでは無いなら道はありそう。 この物語を長期連載で、というとなかなか難しい部分があると個人的には感じが、もしその力が作家にあるのなら見てみたい。 生明先生は1話完結の短編を描くのが上手い方だという印象を持ったので、もし可能ならそういう描き方もあるかも知れない。