人が粘菌化するという、かなりトリッキーなお話をリアルっぽく展開していく。 粘菌ccの人たちがちょいちょいヒトモジに逃げられてしまうのも、予定調和だと思えば楽しめる。ヒトモジは逃げてこその存在なのだ。 後半は結構壮大なストーリーになっていき、どう収拾するのか不安になった。 で、大きな話にした割りに、主人公のパーソナルな部分がクローズアップされ、話の構成のバランスがいびつになってしまった感は否めない。 話のアイデアは良かっただけに、もう少し構成が練られていれば、もっと面白くできたと思う。惜しい。
※ネタバレを含むクチコミです。
粘菌ccの人たち、毎回ヒトモジに逃げられ過ぎだよ。大阪府警か。
平均寿命が延びている現代、これからも伸び続ける時代に向け、読むべきかも…。
脳移植により変わっていく性格とか、それに対する動揺とか、デリケートに表現されていて共感しやすい。原作が東野圭吾だけあってしっかりしたストーリーだし、絵は私の好きなイキガミの作者が担当してます。 ラストのシーンがすごくかっこいいのでオススメです。
人が粘菌化するという、かなりトリッキーなお話をリアルっぽく展開していく。 粘菌ccの人たちがちょいちょいヒトモジに逃げられてしまうのも、予定調和だと思えば楽しめる。ヒトモジは逃げてこその存在なのだ。 後半は結構壮大なストーリーになっていき、どう収拾するのか不安になった。 で、大きな話にした割りに、主人公のパーソナルな部分がクローズアップされ、話の構成のバランスがいびつになってしまった感は否めない。 話のアイデアは良かっただけに、もう少し構成が練られていれば、もっと面白くできたと思う。惜しい。