普段よく行くコンビニ。傘がよく盗まれるのだが、かわいい店員さんに毎回貸してもらう。 ささやかな謎解き。あるいは恋のはじまり? この漫画自体がひとつの魔法だとしたら、そうとも、自分はまさにそれにかけられてしまったな。絵もストーリーも、清涼剤のような爽やかさにあふれています。
タイトルで概要を考えてしまったのだけど、『セントールの悩み』に近しい設定なのだと気づいた。 ただ、『セントールの悩み』は女学生ならではの物語。 かつひたすらに可愛い。ノリとしてもそういう空気感がある。 こちらは共学で、どちらかというと少し俯瞰した位置から彼らの日常をほんわか観ているといった感覚。 日常系なんだけど、彼らは人間とは異なるので前提が欠けているため、各人についての説明語りが入る。 そこが毎回楽しみでもあるし、他にはないアクセントにもなっている気がする。 なんともいい読後感が得られる、好きな漫画です。
読み始めは普通の学園ものかと思ったら、モンスターたちの日常が描かれていて、あっという間に引き込まれてしまった。高校生?の透明人間の女の子の狼男、二人の会話に心がポカポカ。お友達ののメデューサが「付き合っちゃえば?」とアドバイスwこれからの二人の関係性はどうなるのか見守りたくなった。
・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ 体がしんどいときに読んだからか、これ以上ないほどに癒されました。一生読んでいられる。 ・特に好きなところは? これだけ見た目や種族、個性がバラバラであっても自分と他人の違いを自然に受け入れて認め合える世界が、羨ましくなるほどに素敵だなと思いました。 ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! ハラハラドキドキはしないけどおもしろい漫画が読みて〜と思ってる人にはまずこれを差し出したいです。
この作品は透明人間や狼男、メデューサやフランケンシュタインなどさまざまなモンスターが人間と同じように生活している世界を舞台に、少年少女の日常を描いていくオムニバス作品です 一口にモンスターと言ってもその特徴は本当に千差万別で、登場人物たちは自分とは違う種族と過ごす日常の中で、他人との違いから生まれる悩みに直面しながらも、相手のこと、そして自分のことを理解し成長していく、そんな姿が描かれていきます。 この作品の中には普通の人間は全然登場しないんですが、どこか現実と地続きのような、とても身近な世界のことのように感じられる作品です。 1巻まで読了
メデューサ独特の生態が描かれているお話で切なかったです。肌身離さず自分の一番身近にいる存在を何度も何度も見送るのは辛いだろうな…。
『狼男のしっぽ』がすごく良かったので酢豚ゆうき先生の過去の読切を読んでいます。『狼男のしっぽ』の2人の出会い編がこの『透明人間少女と狼男少年』なのですが、ピュアピュアだ〜〜!(狼男くんが)。カンタみたいな傘の譲り方かわいい。 『狼男のしっぽ』ではそこまで感じませんでしたが、透明人間ちゃんがどっしり落ち着いてて大人っぽいところがいいですね…!!
webアクションで表紙を見かけすぐ読んでしまいました。か、かわいい…! 制服や家庭の雰囲気が日本的でありながらヨーロッパ風の町並みをしている不思議な街が舞台。主人公と狼男くん。付き合ってるのか微妙な距離の2人が過ごす「狼男になれない日」のお話なのですが、ファンタジーみと恋愛の甘酸っぱいくすぐったくなるような空気がとても素敵でした✨ すごすぎる!もっと読みたい!と思ったら、作品の最後に単行本の告知があって嬉しかったです。買います! マンバを見てみたら他にもたくさん読切を書かれてるみたいなので読んてみようと思います♫
普通っていう言葉を使うとあんまり良くないんだけど、普通なところが良い(結局使う)。例えば悲しい別れ方をするとか、二人の仲を引き裂こうとするキャラがいるとか、そういうドラマ性を無理やり入れずに爽やかなまま終わらせるところにとても好感を得ました。面白い名前の漫画家さんだなと思って調べたらこちらもモンスターたちを主人公にした単行本が9月に出るみたいで、絶対に買おうと思いました。
普段よく行くコンビニ。傘がよく盗まれるのだが、かわいい店員さんに毎回貸してもらう。 ささやかな謎解き。あるいは恋のはじまり? この漫画自体がひとつの魔法だとしたら、そうとも、自分はまさにそれにかけられてしまったな。絵もストーリーも、清涼剤のような爽やかさにあふれています。