金融庁エリート官僚の春川は昔の男にしつこく迫られているところを、憧れの上司・古畑に助けられる。しかしそれをネタに古畑から肉体関係を強要されたあげく、いじめられて辱められることに感じてしまうという隠していた性癖までも暴かれてしまう。道具を使われ激しく責められつつも、古畑が時折見せる優しさに心を揺らされる春川。だがある日、昔の男から呼び出され、過去の淫らな写真をネタに機密情報を流せと脅されて――。 minato.Bob先生の美麗なイラスト入り♪
捨て子の竜生は暴力団組長に拾われ、彼の鉄砲玉として生きてきた。組長が私怨から若頭に殺された時、復讐に向かったものの返り討ちにあい深手を負ったまま追われる身に。雨の路地裏で死を覚悟した竜生に手を差し伸べてきた男・黎人とその双子の弟で医師の尊人に救われ、彼らの家に匿まわれた。だが回復した竜生は双子が共有する愛玩奴隷として際限のない悦楽を教え込まれて――!? ※本文にイラストは含まれていません
愛人の子として育ち、甘えることを知らずにいた亮一は、優しい義兄の佑にも警戒を隠せなかった。けれども、次第に彼の温もりに慣らされ、淡い想いを抱き始めた時、豹変した佑に犯されてしまう。「私に苛められるのが大好きだと、言ってごらん?」軟禁状態のまま男に貫かれ、淫靡な調教を施される亮一。またあの優しい手で触れてほしい──その願いを捨てきれず、佑のなすがまま、甘美な恥辱に溺れていき……?淫らな罠に籠絡された、切ない純情。
「サディストの、いいご主人様に巡り合うことを祈っててやるよ」 新宿に存在する多国籍集団UNIONのリーダー、桂木祥悟は、警察から仲間を守るため、闇オークションの出品物として囮捜査に協力させられていた。もののように扱われ、値段をつけられても、会場に踏み込んで来た警察に助け出されるはずだった。しかし、祥悟に50億の落札額をつけた男は、警察の手をたやすくかわし、祥悟を香港へ連れ去ってしまう。「日本の淫らな原石は磨きがいがありそうだ」決して屈しないと誓う祥悟だが、神秘をまとう美しい男の性奴になる運命なのか―…。
「俺かあなたか。どちらが早く堕ちるか賭けないか?」。 「私は利用価値のない人間とは寝ない主義だ」。 警視庁公安部に籍を置く紀藤亮二は、その生まれ持った中性的な美貌とは裏腹に、冷酷で強引な捜査を行ってきた。しかし、ある重要な囮捜査に失敗してしまう。 「これはチーム全体の責任だ」。そう主張する部下の嘉神を退け、己の失態を取り戻すため、日頃から紀藤の容姿を気に入っている権力者を、体の取引で利用しようと考える。 だが、それを嘉神に妨害され…。そのまま嘉神に閉じ込められた紀藤は、自分にとって利用価値のない部下に体を貪られ…。
「ある男の人生を狂わせろ。そして、私と共犯になれ」主上の命に従い近待である「紫の剣」の隊長・美舟が籠絡した男は、主上の実弟・嵯峨野宮だった。国の頂点に君臨する主上は、それ故に政敵が多く、肉親すら信用しない冷徹な人物。だが、美舟が嵯峨野宮に抱かれる時にだけ熱をみせるのだ。兄に体を弄ばれながら、弟の心を翻弄する――尊い兄弟の間で揺れ動く美舟だったが……。
理想の世を築くため、そしてなによりも恩人の山科のため鷲尾は誇りを抱いて刀を振るってきた。次の任務は、異国の武器商人であるレキシントンの護衛となり、彼が敵となる場合は斬ること。しかし──「愛人になるというのなら、傍においてあげようか」鷲尾の誇りを嘲笑うレキシントンに、辱められてしまう。務めを果たさんと屈辱的な快楽に耐える鷲尾に、レキシントンは……。
没落華族の深春は、帝国軍中尉でありながら同僚の大悟に囲われていた。緋襦袢をまとい、性具で辱められる調教の日々。己を金で買った男に、決して心までは許すまいとするが──「逃げようとすれば、その場で軍服を切り裂いて犯してやる」頑なになればなるほど、濡れそぼった最奥を熱塊で焦らされ、啼かされる。どこか傷ついたような暗い眼差しを見せる大悟に、夜ごと悦楽で翻弄される深春だったが、家が没落したのは彼の企みだという噂を聞き…。不器用な執愛に囚われ、奪われた美貌の軍人。
クスリを盛られたモデルの譲加を助け、疼く体をまさぐって犯した男・海良。所属事務所の新たなオーナーとして譲加の前に再び現れた彼は、「君を、作り変えたい」と、愛人契約を持ちかけてきた。先の仕事への焦燥からそれを受け入れるが、海良はまるで愛しているかのように譲加に尽くし、可愛がることを歓びとする。体奥を掻き回される悦楽と共に、心までも乱された譲加は……。
「存分に種を注ぎ込んでやるから――孕め」 小さなバーに勤める和彦には秘密があった。それは人狼であること。そして、両性具有であること。それゆえ誰とも交わらず生きてきた。だが、雌を失い絶滅の危機に瀕する一族に秘密を知られ、囚われてしまう。純血種である真神家の兄弟――冷徹な敬二郎と気さくな紀三郎に無垢な体を拓かれ…。彼らは後孔までも犯し、雄の精を胎内に注がれる屈辱と過ぎた快楽は、和彦から理性と矜恃(プライド)を奪い…!?