養護施設で育った友貞は、ある日、旧財閥系グループの御曹司・悠生にプロポーズされた。なんと彼には友貞が理想の相手に見えているという。男性器を触ると我に返るらしいが、悠生の爺やが提示する報酬につられ、そのまま結婚することに。初夜は必死にリードをしてやり過ごすが、溺愛されるうちに偽りの新婚生活に罪悪感を抱く。でも、ずっと欲しかった「かぞく」が嬉しくて…。
飛鳥沢グループの若き総帥・飛鳥沢雅庸のスキャンダルを探る、極貧フリーライターの竹内元樹。運よく飛鳥沢邸への潜入に成功するものの、秘密を知られたと誤解した雅庸に口止めとして犯されそうになる。しかし彼は童貞で、挿入に失敗。かっこよく威厳があって――という雅庸像が崩れゆく中、さらにとんでもない秘密が発覚するが、竹内は情けない雅庸に愛おしさを感じはじめ!?
オレの乳首が先輩のお菓子にされちゃう* * * * * * * *会社員の野崎悠樹は、学生の頃から敏感すぎる乳首のことを秘密にしている。高校生のとき、秘密を打ち明けた先輩の嶋田に、胸を触られてから、その快感を忘れられず、乳首はさらに敏感になっていた。そんな先輩と10年ぶりに、偶然再会してしまった!!有名パティシエの先輩は、悠樹の乳首の悩みを覚えていて、良い治療方法があると提案してくれる。でもそれは、とても恥ずかしい方法で――。
ベータからオメガに突然変異した瑛斗は、発情に流され、会社の重役のアルファとHしてしまう。しかも感じると、瑛斗の乳首からミルクが出てきて!!「お前が触るから、恥ずかしい乳首になった」と憤る瑛斗とは反対に、「たくさん乳首を刺激して、君をもっと開花させよう」初Hの相手・慶一郎はとても嬉しそうで――。波乱の予感。瑛斗にとって大迷惑な溺愛生活が始まる!?
「どうして…こんなことに……」。 警視庁に勤務する刑事の伊島亮輔(いとうりょうすけ)は、父親の遺産である廃病院に、先輩の野内健一(のうちけんいち)と同居している。 精悍で男らしい健一には、知性的で美しい医学生の弟・修次がいて、頻繁に兄のもとへ来ては、ふたりして部屋に籠り、長い時間出て来なかった。 美しい兄弟から漂う秘密めいた雰囲気の正体を、知りたくても聞けない……。そんな好奇心が、ふたりの秘密に触れた時、優しく美しかった兄弟が豹変する。 誰よりも信頼しているはずの兄弟に監禁された亮輔は、ふたりの手で陵辱を施され…。 飴(あに)と鞭(おとうと)――…。 「可愛い君には俺たちが必要だよ」
「殺し屋のお前を、容易く快楽に溺れるような淫らな奴隷に躾けてやる」。元外国人部隊の精鋭、酒井祥貴は、家族を殺された恨みをはらすため、投資会社を経営する長殿俊臣の暗殺を謀る。しかし、その命を奪うことはできず、逆に捕えられてしまった。闇社会とも精通していると噂される長殿の会社に監禁され、拷問を受けても口を割らない祥貴に、ついには長殿自らの手で「凌辱拷問』が施され…。大手企業の社長室で、淫らに飼われることになった祥貴の運命は―…。憎しみと快楽の中で生まれるハードコアラブ。
霞ヶ関・法務省で起った立てこもり事件――。 警視庁に所属する交渉人の兼坂鴻一は犯人との交渉を試みるが、冷静且つ、暴力的な犯人を、なかなか説得できずにいた。犯人は28歳の死刑囚・悠木仁。無罪を主張して、法務大臣の他、数人の幹部を人質にとっている。 「綺麗な刑事さんが、お高くとまって檻の外で喚くのは簡単だ。心理戦で俺をねじ伏せたいのなら、ここに入ってきたらどうだ?」 まだ若い年下の犯人の挑発に乗って、鴻一は自ら人質になることを選んでしまう。犯人の領域に閉じ込められた鴻一は、そこで快楽の拷問を加えられ――。 屈辱の中、主導権を握られた鴻一に勝機はあるのか…? 破壊と防御の心理戦!!「交渉人、弄ばれる気分はどうだ?」
霞ヶ関・法務省で起こった立てこもり事件――。死刑囚が無罪を訴え、数人の幹部を人質に立てこもっている。 警視庁に所属する交渉人の兼坂鴻一は、犯人説得のすえ、自らも人質となり、事件現場に潜入することに成功した。しかし、死刑を宣告されるほどの凶悪犯である悠木は、ひどく冷静で、駆け引きの主導権を握るため、鴻一に快楽の拷問を繰り返す。 そうして強制されるまま、鴻一は悠木の起こした殺人事件を調べ直すことになったのだが、そこに潜む残酷な陰謀は、鴻一の身も危険に晒し…。壮絶な心理戦ののち、お互いが手に入れた真実とは…。 地下オークションを暴く番外編『悦楽の限界(リミット)』大幅収録!
秘密の趣味に浸っていた佐藤は、それを高校時代の同級生・長崎に曝かれてしまう。あざ笑われると覚悟するが、彼は熱の籠もった眼差しで見つめられ、佐藤は言われるがまま恥ずかしい体勢で悶えてしまった。その痴態を撮られ、脅迫されて同居することになった長崎を一刻も早く追い出したいのに、今までひた隠しにしていた趣味の姿を彼に見つめられると、陶酔を覚えて……。
ひきこもる元検事の英輔を引きずり出したのは、初恋の相手である悠真。鋭い目つきで乱暴だけど、その手は温かくて……。
飛鳥沢悠希が融資の条件としたのは、亡父の跡を継いだばかりの謙吾の退任だった。屈辱ながら悠希に従う謙吾だったが、ある夜、悠希が父を想って自慰しているのを目撃する。悠希の弱みを握り力関係を逆転させたくて、そしてなによりその艶めかしい身体に欲情して、謙吾は自分が父の身代わりだと知りつつも彼を抱いた。すると、悠希の可憐な乳首の秘密を暴いてしまい……!?
製薬会社の研究員・柏崎は、柔らかな笑顔の悠輝に惹かれていた。フラれ続けることを悩む悠輝へ、原因を解明すると言って同棲に持ち込んだ柏崎だったが、衝撃的な事実が判明する。彼は歴代の恋人を病院送りにしてきた、バイオテロ級のメシマズだったのだ!無自覚な悠輝の笑顔を守るため、身体に鞭打ち猛毒料理を食べる柏崎。だが、セックスが原因と思い込む悠輝に検証を迫られて!?
飛鳥沢一族の御曹司・弓瑛にとって、執事の蝶野は王子様だった。幼い頃、弓瑛は寂しさのあまり童話のお姫様に憧れ、自分だけを愛してくれる王子様を求めていた。そんな時に蝶野は弓瑛を守り、ずっと側にいてくれたのだ。けれど、どんなに尽くしてくれても執事の本分を逸しない蝶野に、恋心を告げられるはずもなかった。ドレスを着たお姫様になって、蝶野に愛されたかった弓瑛は……。
愛されることを知らずに育ち、愛されたいのにセックスでしかそれを実感できない鈴鹿。ストーカーに遭ったことをきっかけに、弁護士を目指す工藤と付き合い始める。優しい愛撫、温かな食事──今度こそ幸せを手に入れたと思った。なのに、次第に自分がちゃんと愛されているのか不安が募る。工藤の愛を、垣間見える執着をもっと感じたくて、彼を試さずにはいられなくて……。
かつて陸上選手だった鈴輝を、スポンサーとしてずっと応援してくれた飛鳥沢久道。彼の秘書となった鈴輝は、恩を返すためにも一生懸命尽くそうと思っていた。頼りがいがあり格好いい久道に、憧れは深まるばかり。だが、お勧めと言って連れて行かれた店で、驚くべき彼の素顔を知ってしまう。それまでのイメージが崩壊し、鈴輝は大混乱する。おまけに、仕事中にもセクハラされて……!?
サウスボーン伯ウィリアムは、資産家の佐貫から相続税肩代わりの申し出を受ける。だがその代価は、「おっぱいミルク」だった。実はウィリアムの乳首は、絶頂と同時に白い液体を滲ませるのだ。佐貫は、至福の味であるそれを追い求めてきたという。搾乳機で執拗に乳首を刺激され、彼の目前で射精してしまったウィリアム。屈辱のあまり佐貫を追い返したものの、支払いの目処は付かず…。
アルファ限定の医大に進学し寮長を務める冬羽は、実はオメガだった。その秘密を理事長の息子である四季島に知られてしまい、発情期のフェロモンにあてられた彼に抱かれた。「秘密は守る。助けてやれるのは俺だけだ」つがいになることは拒否できたが、優しく触れてくる手は拒めなかった。オメガであることを隠そうとして、入学してからずっと心安らげずにいた冬羽は──。
大学助教の保はオメガの性には甘んじないと発情抑制剤の研究に没頭するが、ついに迎えた発情期に抗えず男達に襲われてしまう。そんな保を助けた男はアルファだった。彼・門脇にいたわるように触れられキスされて、陶酔する。彼は運命のつがいだったのだ。抱かれてもなお、つがいとなることを拒否する保を見守る門脇。やがて薬の開発が間に合わないまま、二度目の発情期が訪れ……。
やだわ、アタシ……恋でもしてるみたい。ゲイでオネエの高坂は、会長令嬢に憧れている同期の佐々木に、女心のレクチャーをすることに。上昇志向が強く仕事では優秀な佐々木だけど、恋には不慣れで野暮ったさが目立つ。そんな彼にレクチャーして、いい男に変身させるのは楽しかった。だけど、佐々木の純粋さにときめいても、傷つく恋ばかりしてきた高坂は自分に言い聞かせる。惚れちゃダメよ、ノンケなんだから──と。
化粧品メーカーの御曹司・祐貴は、営業の坪井の匂いにそそられ、発情してしまう。普段の傲慢さとは裏腹に被虐の性癖がある祐貴は、彼の匂いと激しさを気に入り愛人にすることに。坪井が恋人になりたがるのは面倒なものの、そのフェロモンの商品化も進み、公私ともに充実していた。だが祐貴のささやかな乳首には極上の美味を生み出す秘密があり、その妙なる味を狙う男が現れて……!?
二〇〇×年の首都直下型地震で、日本は壊滅状態に陥った。社会は荒廃し、犯罪が多発する中作られた少年刑務所「特U施設」。駿也が送られたのは、更生とは名ばかりのそんな無法地帯だった。入所初日、恒例のリンチに遭いかけた駿也を、通称「ディンゴ」なる男が救う。だが彼の行動の目的は、駿也を自分専用の慰み者にすることだった。逃げ場のない檻の中、執着じみて暴力的な凌辱にひたすら耐える駿也だが、自分と「ディンゴ」の間にある不可解な符合の存在から、大いなる陰謀に巻き込まれていく……閉鎖された空間で生じる、濃密で危うい恋の行方は。
官僚として昇進することにまい進していた東宮の前に現れた、かつての恋人・三隅。過去に借金を押しつけられ、姿をくらまされて以来、二度と会うつもりはなかった。しかし、三隅の圧倒的な男前力に抗えず、あっという間に再び身体を重ねてしまう。さらに尽くし型のヒモ体質の三隅は、東宮の家にしばらく置いてくれと懇願してきた!追い出したいのに疼く恋心が三隅を拒みきれない。このままでは昇進に差し障ってしまうと考えた東宮は上司の娘とデートをするが……。サービスするから、しばらく置いて
探偵の朝生と、向かいに事務所を構える弁護士の松本は客を取り合う犬猿の仲だ。そんな相手と諸事情により二度もキスをしてしまった挙句、二人で過去の現金強奪事件を追うことに。捜査をする中、重要人物を追って入ったハッテン場で、朝生は複数プレイに巻き込まれ身体を昂らされてしまう。しかも助けてくれたはずの松本は敏感になった朝生の身体に愛撫を施し、想像以上の快感を与えてきて……!?
おまえの思う通りにはならない。絶対に……頭ではそう思っているのに、極上の快楽に体は逆らえない――。インターポールの美術特捜班捜査官・安藤が裏取引の現場に潜入捜査中に出会ったのは、一度見たら忘れられないほどの美貌と雰囲気を併せもつ謎の男・ディランだった。時を経ずして、二人は絵画の窃盗予告を受けた美術館で再会。調査のさなか事件の真の目的に気が付く安藤だったが、犯人に拉致されてしまう。拘束された安藤がそこで目にしたのは、三度目の再会を喜ぶディランの姿で……?※こちらは2011年に発売された商品となります。重複購入にご注意下さい。