簡潔で読みやすく面白い! 少しグロい描写がある。 3巻にしっかりとまとめられていて、最後の終わり方も余韻があってよい。
「ろくでなしBLUES」から「べしゃり暮らし」まで、一通り読んでいる作家さんだけに本作も当然手に取りました。 1話読んで、サスペンスであること、その世界観にひきこまれ これは完結してからイッキに読もう と思い、完結を楽しみにしてましたが(変な話ではありますが)まさか3巻でおわってしまうとは。 一気読みした最初の感想としては、ギャク色の強い作風の作家さんなのに、この手のストーリーもイケるのかと唸った。 誰が犯人なのかはもちろん、主要な登場人物の誰もが、実は後ろ暗い過去をもっているびっくり展開は、良い意味で緊張感があって、最後どう転ぶのか気になり読んでてあっという間だった。 ミステリでありがちな、くどい説明とかもなく、絵だけで魅せてくるのも読みやすかったし、不気味なタイトルが結局何なのか気になりながら最後につながるのも良かった。 総じて、面白かったという月並の感想なんだけど、3巻でキレイにまとまっている作品だと思います。 この手の作品で、個人的に重要だと思っている、読者に結論を委ねる部分もしっかりあって、そういう意味でも読後感は良かったてす。 3巻完結なので、イッキに読んでザシスの意味を噛み締めて欲しい。
普段サスペンスはあまり手が伸びないのですが、森田まさのりがサスペンス?と思って1巻読んだらはまりました。終わりまで一気読み。いじめもひどいし殺害シーンも凄惨で、怖いわ。。。 いじめに対する復讐劇であることは序盤から理解できますし、犯人はいじめられてた子なんだろうというつもりで読み始めたものの、次々裏切られます。その裏切りは、こちらの予想に反しているようで、いじめられてた子からするとごく自然な発想なのかもしれません。 口元が歪む感じの作者一流の表情づくりも随所にみられます。 おすすめです。
なんとサスペンス…原作者ナシっぽいですが確かに森田まさのり作品だ… 相変わらずの描画力と線の強さ、構図もやはり「表情で表現できる」からこそのアップなコマが多い。モブの表情すら凄い。 描き込みがすごいのも相変わらずだし、空間表現力が更に熟練の感じで良い。 落下する人物を上から見下ろしているシーンで高さがなんとなくわかるというか。 ビルの屋上の高さの表現も極端じゃないからこそ身近にあるビルなんかで想像しやすくて、"リアル"だなぁと。 2巻まで読了したけど、4〜5巻ぐらいで終わる感じの流れっぽい? 無理に長くされちゃうより全然いいんですけどね。 楽しみがすぐ終わっちゃうというのは残念ではあるけど、いいまとまりを期待しつつ。(もちろん長く続いてくれるのもアリです)
一途な恋愛や、仲間との絆など、思春期に出会えて良かったと思える作品のひとつ。 ヤンキー漫画ですが、友情の絆がすごく好きです。 日常はコミカルに、他校との抗争ではシリアスにとメリハリがあります。 不良の子たちにも仲間を思いやる気持ちがある描写も多く、喧嘩をしながらもお互いを尊重する世界観が良いです! 久しぶりに読みたくなるアラフォー世代は多いかと思います。
雑誌で断片的に読んでたんですが単行本読みました。 なるほどな…森田まさのりはもしかしたらサスペンスが一番向いてるんでは? って思うくらい引き込まれます。 表情からその場の臨場感から全て画力により瞬時に想像できる。 さすが…。
1巻読了。かなり読み応えのあるサスペンスホラーが始まった。イジメがテーマのありがちな復讐劇かと思ったら、徐々に新たな事実が明かされていき、俄然面白くなってきたぞ…ってところで、続くのかーい!…2巻早よ!
芸人って、ノリと勢いだけで、運の良い人が飯を食えると思っていたけどそうではないですね。 苦労に苦労を重ねて、努力に努力を重ねて自分を磨き上げて一発勝負の舞台に上がる。 勝負師ですね。 テレビで見ている芸人を、より尊敬する様になりました。
女の子が全員ブスのヤンキー漫画。 僕が通っていた高校はろくでなしBLUESの帝拳高校のモデルになった学校です。 なのでとっても愛着のある作品ですね。 17時の鐘が鳴ると、定時制の授業が始まりリアルろくぶるメンバーがバイクに乗って登校してくるのを冷ややかな目で見ていたのを思い出しました。 リーゼント描かせたら、森田先生が1番です。
高校生の野球漫画です。 ヤンキーばっかりの悪ガキどもが親顧問の川藤先生に少しずつ心開いてチームワークが出来てくるという青春ストーリー。 ヤンキーが更生して、野球に打ち込む姿は、とても感動します。 ドラマ化された有名な作品なので知っているかたもいるのではないでしょうか? かっこいいキャラはドラマでは市原隼人が演じていた安仁屋という凄腕ピッチャーです。 能力高くて、かっこよくて、モテて不良なんて羨ましすぎるキャラです。 部室に女の子を呼んで、スケベな事をしているシーンから始まり、不良たちとのケンカ、 全力で野球に取り組む姿。 感動しますね。
簡潔で読みやすく面白い! 少しグロい描写がある。 3巻にしっかりとまとめられていて、最後の終わり方も余韻があってよい。