※ネタバレを含むクチコミです。
作者の絵柄がかわいく、コマ割りや演出も読んでいて楽しいです。なんと、最後のエピソードでまんがの図書館ガリレオが登場!女性の店長さんも出てきます。不意打ちでびっくりした!
山本さほ先生は同世代…!そして恐ろしくこの人ゲームしかしてない…! 「岡崎に捧ぐ」から入った人も多かろう山本さほワールドですが、この「無慈悲な8bit」はファミ通に連載されていたので、それだけでも威張れちゃう!ていうのがなんとなくわかる人向けです。 ファミ通で連載してるなんてしゅごい…ってなる人は読んでたら楽しいと思う。 あと最近(2010年代以降)のゲームの話もポコポコ出てくるので楽しい。 感心するぐらい山本さほ先生はゲーマー女子のようだ。 あと学ぶことも多い。積みゲーが増えてにわかになってしまっている感覚や、兄のセーブデータを上書きしてしまった話なんかまさに同じことやったことあるし共感しかなかった。
私も似たような経験があったのでとても共感できる内容でした。焦燥感や勢いだけで、自分のことを誰も知らない土地に引っ越したとしても、なかなか友達が増えるわけでもなく、ひたすらキツい仕事で精神を削られるだけの日々。そういう経験のある方は意外と多いのではないでしょうか。転勤族の方はもっと大変だと思いますが、ここで描かれている人間関係は大なり小なり、誰しも経験したことのある苦労であるように感じました。忘れかけていた苦い思い出を誰にとってもわかりやすい形で表現された山本さほさんはやはり凄いです。新天地で頑張って暮らしてみたけど合わなかった人、理不尽な仕事や、職場の人間関係に馴染めない人が読むと苦しいけど、自分の経験も振り返ることができるので、何か得られるものがある気がします。神戸(兵庫)に対して偏見を持たれててしまう箇所があるのは少し残念でした。都市名は伏せたほうが良かったかも。単行本のあとがきでは、神戸はとてもいい街だよ、というフォローが入ってますけどね。
何かとトラブルを引き寄せてしまう作者の実体験を綴ったエッセイ。子供時代から最近の出来事まで、いろんな"厄"をユーモアたっぷりに表現されています。厄日の話ばかりでなく、友人の話だったり、ちょっとした恋愛話(厄あり)も入ってきます。私のお気に入りは、整骨院のおじさんの話。この話、何回読んでも笑ってしまいます。行けるところまで行ってしまう作者も相当おかしいのがよく分かるエピソードでした。漫画家の友人、おぎぬまXさんの登場回はマンガ好き必見で、おぎぬまXさんがいかにして29年ぶりの赤塚賞に入選したのか、実際にどういう人物なのか、この漫画を通して知りました。そして、特別編として収録されている世田谷区役所編。Twitterで話題になり知ってる方も多いと思いますが、世田谷区役所を相手に、三軒茶屋にある「まんがの図書館ガリレオ」を巻き込んだ大騒動を漫画にしたものです。詳細は読んで頂くとして、「描く。今日の出来事マンガにする」と並々ならぬ決意をした時の山本さほさんに痺れます。文春オンラインで、まだまだ連載中の作品ですので、この先も息の長いシリーズになってくれたら嬉しいですね。
いまいち誰に向けた漫画なのかはわからないけど、こどもの頃悪いことした時の見られてる感はめっちゃわかる。「あいつ」のデザインきゃわわだなマジで
20代の頃と思われる神戸での新生活が語られます。 日常(?)を面白おかしくツッコみ倒します。相変わらずのノリで面白いww
自分と同じ時代に、同じようにアホやって青春を送っていた作者と岡崎さんに元気をもらいました! 笑って泣けてなつかしくて、いい漫画です!
※ネタバレを含むクチコミです。