思春期にドはまりした夜麻みゆき先生のオッツ・キィムシリーズの第一作品。 思春期に読み、ラストでグスグス泣いた漫画である。 古い作品ゆえ絵柄も古い印象を受けるが、それも味である。 基本はギャグありほのぼの漫画だが、多様性を問うたりもする。 なお、冒険譚なのでラスボスに向かうにつれて、展開はどんどんシリアスになっていく。 読み終えた当時、最終回のその先気になって気になって仕方なかった。 しばらくして、この後どうなったのかは次作「刻の大地」を読むべし! と道標は経ったが、「刻の大地」は諸事情により未完となり、四半世紀近く経った最近、クラウドファンディングで続きが描かれ始めたところ。 Kindle Unlimitedで全3巻読めるので、懐かしさに浸りたい同志はぜひ。
十六夜とジェンドとカイとツァルが旅するファンタジー。 4コマだったり、ストーリーだったり、話に合わせて各話の構成は異なっているが、連載誌のギャグ王に合わせ、基本的にはミニキャラによるギャグ展開となっている。 たまにシリアスな感動ストーリーもある。 冒険といえばドラクエ、悪いやつを勇者が倒すものと思っていた私にとって、作者が描くドラクエ4コママンガあとがきやこの幻想大陸の疑問「悪いやつは本当に悪いのか」は衝撃的だった。 個性豊かなキャラクターたちの漫才と合わさって、のめり込んだのを覚えている。 お金がない当時にも関わらず、豪華声優陣によるドラマCDや作者のファンブックもがんばって購入したほどだ。 思い出補正やら当時のドはまりぶりやらなんやらで、私のこの作品に対する評価がめちゃくちゃ高いが、他の方にとって☆5評価の作品かはわからない。
夜麻みゆき先生の代表作です。 異世界『オッツキイム』を主人公達が旅します。 初期作「レヴァリアース」の数年後が舞台です。 「レヴァリ〜」も名作ですが荒削りな部分があるので、刻の大地を読んで気に入ったらレヴァリアースも読む、という順番が良いと思います。 とにかく絵が良い!カラーイラストが超綺麗! 青い空や水、黄昏や薄明かりの描写が素晴らしい。 当時のエニックス系では「ARIA」の天野こずえ先生と双璧だと思っています。 キャラクターも魅力的ですが好き過ぎて語りきれないので省略します。 異世界の設定を漫画で上手く表現していて、オッツキイムに浸れます! 食事や風景、建築や風習など見ているだけでワクワクします! プロトタイプ版「幻想大陸」もギャグ漫画寄りですが名作です。 体調不良で未完となっていましたがクラウドファンディングで十数年ぶりに続きが刊行されました! ブランクのせいか、正直、絵や内容は昔の方が好きでした… でも、一度は諦めた物語の続きを読ませてくださった夜麻先生には心から感謝しています。 画像は主人公の1人「カイ」の回想シーンです。 勇者ザードの数少ない出番。 個人的に勇者と言えばザードか騎士ガンダムです。
思春期にドはまりした夜麻みゆき先生のオッツ・キィムシリーズの第一作品。 思春期に読み、ラストでグスグス泣いた漫画である。 古い作品ゆえ絵柄も古い印象を受けるが、それも味である。 基本はギャグありほのぼの漫画だが、多様性を問うたりもする。 なお、冒険譚なのでラスボスに向かうにつれて、展開はどんどんシリアスになっていく。 読み終えた当時、最終回のその先気になって気になって仕方なかった。 しばらくして、この後どうなったのかは次作「刻の大地」を読むべし! と道標は経ったが、「刻の大地」は諸事情により未完となり、四半世紀近く経った最近、クラウドファンディングで続きが描かれ始めたところ。 Kindle Unlimitedで全3巻読めるので、懐かしさに浸りたい同志はぜひ。