※ネタバレを含むクチコミです。
アワビ密猟という、一般人では全然縁がない世界の話を知れて面白いです。 ただ最初の方の展開が無理ありすぎるかなと… 読んでてちょっと意味不明なところがいくつかありました。もうちょっと事件の背景とかキャラクターについてじっくり知れる描写があった方が良い気がします。 とは言え、絵はとても綺麗だし、作品のテーマは他にないと思うし、密猟に少しでも興味があるならオススメです!
稲井くんと田中くんが1年ぶりに帰ってきましたね! 「稲井がいない」からどうなったのか気になっていたので嬉しいです。 読切以上に稲井くんの熱いパトスが伝わってきました。
読み始め、まず見過ごせない部分としては、吹き出しの描き方。対象のキャラに向けて矢印が伸びている。どういう意図があるのが気になるが、2ページ目からは内容のほうが気になってしまった。 AVの所持や譲渡、売買が法律で禁止された日本を舞台に、フリーターの青年2人のうち片方の稲井くんが、AV所持を打ち明ける。 運悪くあっさり警察にバレてしまい、家族同然に大切にしていたラブドールも処分されてしまう。そうしてエロ魂に火がついてしまった稲井。そしてエロに対する情熱が向かう先には予想外の展開が。 ところどころ出てくるAVタイトルのパロディセンスが絶妙に古くて秀逸。 野球拳こそとっくに風化されたエロ文化だと思っていたが、まだ生きていたとは驚き。「稲井」という名前はあのシーンのためだけに付けたのだろうかと想像してしまう。 2人の見分けがつかなくて、どっち?となることが多かったけど。 ある人にはくだらないことだけど、ある人には情熱を注げる大事な物ってあると思うのですが、そういう人の熱みたいのが伝わるものを描ける人はすごいと思います。
※ネタバレを含むクチコミです。