1巻読了。 昭和のサラリーマンを思わせる前山田が経営者たちの名言を織り交ぜながら危機を乗り越えていく漫画だが、ゾンビが出てきたり、社員がゾンビに変わっていく様子を観察したり、ゾンビがたくさんいる中食糧を調達しに行ったり、と盛りだくさんで、とても、忙しい漫画。 一瞬たりとも気を抜くと次の場面に進んで切る感じ。 読んでて、私は、ちょっと疲れる。
※ネタバレを含むクチコミです。
型破りなテロール教授の能弁がとにかく痛快。テロルとカルトの関連性を独自の視点で一刀両断するのだが、私達の身近に潜む無知の脅威を啓蒙される。テロール教授のもとに集う学生たちも個性豊かで、教授に振り回されながらもなんだかんだ楽しく青春している姿に和む。
「あなたはテロリスト予備軍だ」 突然そんなことを言われたらどう思うでしょうか。頭のおかしな人だ、近寄らないでおこう……そんな風に感じるのではないかと思います。 しかし、本作はこの現代社会においては誰しもがテロリストになる可能性があるという恐ろしい現実を突きつけてくる作品です。実はテロリストの多くは高学歴で社会的信用の高い職業に従事していた人であったり、そもそものテロリストの定義であったりといった事柄が迫力のある筆致で描かれていきます。 「テロリストの根っこは知性の伴わない善意」 というセリフには、非常に考えさせられます。 ノンフィクションの活字の本ではこういった内容のものは多く見かけますが、マンガでこのテーマにしっかり取り組んだ物は珍しいです。一読しておくと、今後の人生で役に立つこともあるかもしれません。
カルト対策の啓蒙的な話って往々にして「見ている世界を信じるな」という話に終始しがちで、この作品もベースは同じなんだけど、自身の考え方をどう持つべきかという観点が強めに語られるので新鮮さがあるし、その語り口に教授のキャラは合いすぎてる。 こうして客観的に創作物として見ると面白く読めるけど、カルトの勧誘とかを実際に体験してるかどうかで内容の理解度は大きく違いそうな気がする。実世界での経験値がないとそれこそこの作品を盲信してしまいそうな引力がある。 しかしお話もなかなかにヤバいんだけど、いろいろと実名をバンバン出してるのは大丈夫なの? 1巻まで読了。
1巻読了。 昭和のサラリーマンを思わせる前山田が経営者たちの名言を織り交ぜながら危機を乗り越えていく漫画だが、ゾンビが出てきたり、社員がゾンビに変わっていく様子を観察したり、ゾンビがたくさんいる中食糧を調達しに行ったり、と盛りだくさんで、とても、忙しい漫画。 一瞬たりとも気を抜くと次の場面に進んで切る感じ。 読んでて、私は、ちょっと疲れる。