独特の世界観。 近未来本当にこんな生活になったらどうしようと恐怖を感じる。 そして、植物からの逆襲。 人間が生きていくために必要な植物に、人間が殺される。 突然変異って予想もできない。 人類への挑戦を感じる。 2巻まで読了。
「花」は大きな課題だ。 転花という謎の仕組みで人間が植物化する事が「出来る」ようになっていて、貧富の格差も人としての尊厳も変わりつつある世界。 喜怒哀楽という感情の起伏や「痛み」なんかが上手く描かれていてすごく良いです。
たまたまビッグコミックスペリオールを読んでる時に独特な絵柄が目に入り、読んでみたら面白いと思った。黒と白の陰影や、人物や背景の描き方が特徴的。
※ネタバレを含むクチコミです。
殺人を犯したネットラジオの配信者フジオとそのファンの女の子ヨーコが出会い、ふたりで配信をしながら捜査から逃げるというバディロードムービー的な筋書きです。 フジオは孤独な男です。 芸人として成功できず、ネットラジオで承認欲求を満たし、自身の価値をギリギリのところで認めています。彼を評価し、孤独の境界に踏み止まらせているのは顔の見えないリスナーたちだけなのです。 ヨーコが彼のラジオで救われていたのも、フジオと同様に、自分が孤独だと感じていたからです。 互いの孤独を癒やすように共に居ることを選択するふたりの姿は、痛々しくもとても尊いものに感じられます。 皮肉なことにフジオは彼のリスナーたちと出会うことで、さまざまな出来ごとに見舞われ、時には追い詰められ、時には助けられ、運命に翻弄され、のっぴきならない状態に陥っていきます。 優れた物語は「次はどうなるんだろう」という気持ちがずっと持続するものだと思います。自分は一気に読んでしまいました。 フジオの罪の真相と、ヨーコとの孤独な旅路がどこに行き着くのか、ぜひとも見届けてほしいです。
独特の世界観。 近未来本当にこんな生活になったらどうしようと恐怖を感じる。 そして、植物からの逆襲。 人間が生きていくために必要な植物に、人間が殺される。 突然変異って予想もできない。 人類への挑戦を感じる。 2巻まで読了。