わたし、漆原杵真は綺麗好き。潔癖症だってクラスではからかわれたり、なぜか怒られたり。ケンカしてゴミ屋敷に閉じ込められて死にそうになって、でもそこで、普通とはちょっと違う、綺麗な男の子に出会ったのでした。
男とは勘違いしやすい生き物だ──。純情な中学生の横山くんもその1人。保健委員のお仕事をしっかりとこなすマジメっぷり。「優しいんだね、ありがとう。」そんな言葉をかけてきたのは、同じクラスの西野さん。横山くんは思ってしまう。(なんか、俺にだけ親しくないか…?)そして期待せずにはいられない。(コイツ、俺のこと好きなのか?!)思わせぶりな西野さんに妄想逞しい横山くんが翻弄されてしまう!!
ある日、スラム街に住む少年・ネギーは言葉をしゃべる不思議な鳥・ヤッキを捕まえた。スラム街から抜け出す為、ヤッキと共に危険な仕事を続け数年、遂にネギーのもとに大金の話が舞い込んでくるのだが…!?
本能が告げる。ひたすら逃げろ、と。(別冊少年マガジン2020年9月号)