転校生の宇宙人と映画を撮る話
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スペースノンフィクション
りんご
主人公は冷めていて転校生のことも利用するつもりで近づいたが、転校生と映画のことで意気投合をして気が変わった後その転校生が宇宙人であることを知る。
宇宙人は本来の姿は完全な人外で強そう。けど人間時は弱そうな映画オタクみたいな感じ。
そんな二人が映画を撮る話、だった気がします!
うろ覚えのためところどころ違う部分あるかもしれません。
心当たりのある方いらっしゃいましたらどうぞよろしくお願いします。
何かのタイミングでこの表紙が目に入り、気になったので読んでみた。同人誌っぽい、と思ってたら本当に同人誌として描いたものらしい。 あとがきで作者がこの漫画を生み出すのに相当苦悩したことが記されている。勝手な想像だけど、自身の経験を元にしてるのかなと思った。 ストーリーとしては、何をするにも点数で評価してくるような厳しい父親に育てられた少年が、ある日、父が亡くなってもなんの感情も生まれてこなかったところから始まり、家のベランダに唐突に落ちてきた「タコ」と行動を共にすることで自身が抱えるトラウマや、父親に対しての思いと少しずつ向き合うというもの。 読み手としてはとにかく父親の愛情のない(しかし躾や成績に関してはものすごくこだわる)接し方には疑問しかなかった。ああいう親に育てられたらなんでも点数評価で考える人間が出来上がってしまう。不器用な人だったといえばそれで済む場合もあるみたいだけど、そういうのはあまり好きじゃない。 だけど、主人公が父親と最後に交わした言葉を考えると、彼の心に「後悔」の文字が浮かぶことは想像できるので、そのままにしておいたら駄目なやつだったんだな、と理解できます。 今は商業漫画家として活躍してるようなので、他の作品も読んでみたいですね。