「極道メシ」「男麺」の土山しげると、「バーテンダー」「HOTELIER-ホテリエ-」の城アラキ(本作では別ペンネーム・観月 壌の名で執筆)がタッグを組んで贈る本格派極道漫画。日本最大の広域暴力団・狩野組の総長・狩野誠蔵が暗殺された。殺したのは横浜を根城にする弱小ヤクザ・連城組の若頭・連城浩一。そして、その詫びを入れるため浩一の父で連城組組長・連城惣一までもが狩野組の関係者に殺された。この事態に、惣一の息子で、浩一の弟である連城恭次が立った。兄の方針でカタギの仕事をしていた恭次は身内の相次ぐ死に極道の道に入ることを宣言。浩一、惣一を殺した狩野組の大幹部・若槻龍二に復讐することを誓うのだった。だが、相手との戦力差はすさまじい。果たして、連城恭次に勝ち目はあるのか? <第1巻 目次> 第1話 総長襲撃 第2話 通夜 第3話 宣告 第4話 襲名 第5話 夜襲 第6話 反撃 第7話 援軍 第8話 取引 原版:1999年2月10日発行
伝説の相場師・志麻蒼一が3年の時を経て帰ってきた。仲間の裏切りによって親友を死に追いやられた男の報復が開始される。皆、小さな欲につまづくんだ。どうせ待つなら、転ばぬ様なでっかい欲を持ちな!!欲望の魔都・兜町に闘いの狼煙が上がる!!
広告代理店のエリートサラリーマンとして生きる連城恭次だが、その血を分けた兄・浩一は、弱小「連城組」の若頭を張る極道であった。しかし、その浩一は巨大組織「狩野組」組長射殺を唆され、あげく消されてしまう…。一連の謀略の渦中、任侠を貫く連城組二代目の父親は全ての責任を男気で背負う覚悟を決めるのだが…!
夏祭りの夜、露店と多くの人で賑わう中、構成員5000人の狩野組々長が射殺された。撃った連城組の若頭・連城浩一は口封じのため、自殺に見せかけて殺された。カタギの世界で暮らす浩一の弟・恭次は兄の死を知り、連城組の組長である父親に会いに行くが、「息子は浩一一人だ」と相手にされなかった。そしてその後、組長の父親は浩一の責任を取り…。
府中刑務所を出所した難波の満吉こと金子満吉は、金貸しだと名乗り、一緒に出所した男を飯に誘う。男は、一見冴えないただの中年男に見えたが、突然、300万が入った47冊の通帳を金子に見せ、全額下ろすように頼む。――実はこの男、志麻蒼一は、通称・シマ蒼といって、兜町の蒼き狼と呼ばれる相場師だった!そして、志麻の欲望の大きさに魅了された金子は、彼についていくとこにするのだが…!?