生徒との情事が世間に公開され首吊り自殺した井沢先生。その証拠とされたビデオ映像は不自然で旭史子は何者かが井沢先生を陥れるための工作であることを確信し恩師の仇を取ることを決心。旭はビデオに映っていた女生徒のいる見城商へ新たな教師として向かう。そこは教師も生徒も下品な場所だった。旭は井沢と性交した女生徒を呼び出し問い詰めようとするが沢山の男達が現れ……。恩師の意思を継いで腐った世界を正しに立ち向かう女教師の物語。
俺は金と女がたまらなく好きな、私立探偵の日暮掟。素っ裸でビルから落下した女を目撃した。すぐに犯人らしき二人がビルから出てきたのを追う。それは政界のドン・平沼義太郎の秘書・前川と、孫の憲太郎だった。祖父の地盤を継いで代議士に立候補する憲田郎が覚醒剤中毒の愛人を処分したという図式だ。俺は目をつむる代わりに1億円を要求してやった。ところが相手の払ったのは、3百万円。前川は毒殺された。俺を舐めるな!「スキャンダル議員」以下「殺人犯をひっとらえろ」「燃えろ、サチコ」「名探偵危機一髪」「犯人はお前だ!?」「スキャンダルを撃て」全6話を収録した本格ハードボイルド巨編。
「ここは日本最北の地、北海道・稚内の宗谷岬!? 一体オレはなんでこんな所に!?オレは日本シリーズでMVP取らなあかんのや!」古き良き昭和のプロ野球日本シリーズ。東京ジャイアンツVS大阪ホークスの三回戦はクライマックスを迎え、後楽園球場は興奮のるつぼと化していた。九回裏、二死満塁、得点は3点差のビハインド。すでに敵地大阪球場で手痛い二連敗を喫しているジャイアンツが、土壇場でつかんだ一打逆転のチャンスである。代打要員はすでにほとんど使いはたし、残っているのはブルペン捕手の轟遊太(とどろきゆうた)ただ一人。30打数、2安打、28三振。そのうちの2安打は全てホームランという遊太を起用するか悩む監督だったが……。破天荒で人一倍女好きな遊太が数々の逆境とトラブルを乗り越え、夢を実現する為に突き進む!どこか憎めない轟遊太の波乱万丈な人生を昭和のレトロな雰囲気と一緒にたっぷりと堪能できる一冊です!
豪快で女好きな花園署刑事・中山妻三郎(通称「弁慶」)と、同じく花園署の中性的イケメン刑事・高田又三郎(通称「牛若丸」)の凸凹コンビが、警察の枠を飛び越え現代犯罪の闇に迫る!強姦殺人事件の犯人を説得し自首させようという又三郎と、拳銃を駆使し容赦なく逮捕しようという妻三郎。犯人の母親を上手いこと利用し、事件の解決を試みる二人だったが……!? 見た目も性格も全く異なるのに何故か馬が合う刑事コンビが、悲しき現代犯罪に挑んでゆくミステリー・アクション!
素行不良や不祥事で他学園から入学を撥ねつけられた者たちが辿り着く暴力の巣窟…それが私立暁光学園なのだ! 表向きは学内の秩序維持を名分としつつ、実際には学園の独裁者・大岩誠太郎に従属する暴力グループ「赤誠隊」と、それに反旗を翻す過激集団「牙」。そして転校してくるなり学園きってのスターになってしまった英俊介と、いくつもの勢力がひしめき合い暁光学園は殺戮の戦場へと姿を変えてゆく! 西塔紅一・影丸譲也のタッグが描く衝撃の学園バイオレンスアクション。
東京・浅草。男が一人、浅草寺で涼を取っていた。名前は獅子雄三。わけがあって、彼は縁もゆかりもないこの浅草をうろつくのだった。喫茶店で昼食中、ヤクザ絡みの刃傷沙汰に遭遇した獅子は、ヤクザを刺した男を逃し、大怪我を追った親分を医者へ運ぶことになる。訪ね行った病院は後継者がおらず開店休業中……と、そのとき、雄三が自分で手術をすると言い出した。獅子雄三はこの病院に世話になろうとやってきた外科医だったのだ……暗い秘密を背負いながら、浅草の事件・いざこざを医療とステゴロで解決していく、ハードボイルドヒーローの活躍!
伊丹総業に勤める旭 次郎(あさひ じろう)は、普段は冴えない会社員を演じながらも、実は自殺に偽装されて殺された父の復讐のためにその機会をうかがっていた…。同僚の高木美玲は正体不明の人物から旭の監視を依頼され密かに1年間監視を続けていたが、その正体は掴めないまま。同じく旭を怪しいと思っていた龍崎はその正体を暴くべく旭に暴漢をけしかけるが…。目的のためなら野獣のごとくレイプでも殺人でも手段を択ばない、旭の復讐劇が幕を開ける!
夫を海で亡くし発狂した女は若い漁師たちの慰みものとなり、やがて誰が父親だかわからない赤子を産み落とした。赤子は診療所の医師夫婦に引き取られ、夫婦が以前飼っていた猫と同じ「ネロ」という名を与えられる…。美しい少年へと成長したネロは14才の時に初体験を経験し、同時に初めての殺人を犯す。どん底の境遇から逃れるため生まれた漁師町に火をつけ東京へと出奔したネロは、マコという少女と出会い…。悲惨な境遇の中で成り上がることを夢見て、そのためには凶行もためらわないネロとマコの青春を描く衝撃作。
私立探偵・日暮掟は高度に発達した悪知恵と強靭な肉体を有し、格闘技と銃火器の使用に長じ、夜はソープランドに巣食い”人間の屑”を主食に生きるところから”糞バエ”と呼ばれる凄い奴!!
3人のチンピラに弄ばれ、殺された当時14歳の妹・幸子。犯人は全国に指名手配されたが、いまだ3人とも行方不明…。その妹の仇を討つと誓った警視庁特捜課部長刑事の狂犬・岬哲也は、ある晩、妹の幸子に似た売春婦と楽しんでいたのだが…そこに突然殺し屋が現れて!?悪党どもの臭気に敏感な猟犬のような刑事・岬の痛快アクション!!
表紙がかっこよかったので読み始めました。 最初は、コネで途中入社したろくに仕事もしないだめな男で、そんな彼がどのように切り替わるのかわくわくしながら読みました。 彼の正体を探るスタイルの良い女性社員も出てきて、彼の真相に近づく、ちょっとエッチなおしおきをされるところ肉体を描き方が上手くてセクシーでした。 彼がなぜ銃を手にしたのか、そして彼の過去を回を追うごとに知っていくストーリー展開が熱いです。それといきなり悪いやつの頭を吹っ飛ばしたりするところも普段のダメ男とのギャップがあってかっこいいです。
院長が亡くなり後継者がいないために休業中の、浅草にある三星医院に勤めることになった獅子雄三。彼は優秀な外科医というだけでなく、悪を成敗することにも長けていた…。そんな漫画やドラマには良くありがちな設定なのですが、ちょっとおちゃらけたところがあったり、別れた彼女を一途に想い続けていたり、情にもろいところがあったり、というキャラクターで、読み進めていくうちにどんどん獅子先生の魅力にはまっていき、あっという間に全巻読み終わってしまいました。さまざまな残虐な事件に巻き込まれつつも、持ち前の正義感と冷静さで、見事に問題を解決する獅子先生の姿は本当にカッコよくて、痛快です。残酷なシーンもしばしば登場しますが、獅子先生と三星医院の院長夫人、一人娘で看護師の知子とのコミカルな掛け合いも手伝い、残酷なシーンや数々の事件の暗くて重い印象を引きずることなく次のストーリーに読み進んでいくことができるのは、作者の漫画家としての手腕の為せる技でしょう。少し胸がキュンとしてしまう、最後のシーンもお見事でした。
表紙がかっこよかったので読み始めました。 最初は、コネで途中入社したろくに仕事もしないだめな男で、そんな彼がどのように切り替わるのかわくわくしながら読みました。 彼の正体を探るスタイルの良い女性社員も出てきて、彼の真相に近づく、ちょっとエッチなおしおきをされるところ肉体を描き方が上手くてセクシーでした。 彼がなぜ銃を手にしたのか、そして彼の過去を回を追うごとに知っていくストーリー展開が熱いです。それといきなり悪いやつの頭を吹っ飛ばしたりするところも普段のダメ男とのギャップがあってかっこいいです。