イギリス文学を愛する雨宮教授が、姪のサヤと一緒にお菓子を作って楽しむお話。 ページをめくるたびにバターやジャムの香りが漂ってくるようで、いつ読んでも午後3時の穏やかな時間に浸れます。 基本的には雨宮教授とサヤちゃんが2人でお菓子を作っているだけなんですが、ゆっくりとその輪が広がっていきます。 生徒にレシピを教えてあげたり、サヤちゃんのクラスメイトを招いてお菓子を食べたり。 どのエピソードも優しくて穏やかであたたかい気持ちになります。 お菓子もセイボリーも作ってみたいし、イギリス文学も読んでみたくなる作品でした。
イギリス書籍、イギリスドラマを見ると実際に出てきたお菓子やご飯を食べたいと思うことありますよね。 自分はスコーンとエッグベネディクトぐらいしか知らなかったです。 これは英国お菓子が好きな教授のお話。 タイトル通り午後3時に日光の当たる温室でアフタヌーンティーをするわけです。 どれも美味しそう…! ジャムローリーポーリー、トリークルタルト、ジンジャーナッツ、ウェルッシュレアビット… 自分的には聞いたことないお菓子ばかりでとても憧れを抱きました。 料理上手にも料理しない人にも楽しめそうな一冊です。
※ネタバレを含むクチコミです。
猫好きの作者がこうだと良いなぁと思って描いている短編集。 骨董店にしゃべれる猫“ぼんてん”が居て、人間より色んな事ができ、何でも解決してくれる。 とっても、大人な猫。 でも、作品と作品の間にある『Short』では、ぼんてんがとっても無邪気な猫らしくて愛しくなる。
イギリス文学を愛する雨宮教授が、姪のサヤと一緒にお菓子を作って楽しむお話。 ページをめくるたびにバターやジャムの香りが漂ってくるようで、いつ読んでも午後3時の穏やかな時間に浸れます。 基本的には雨宮教授とサヤちゃんが2人でお菓子を作っているだけなんですが、ゆっくりとその輪が広がっていきます。 生徒にレシピを教えてあげたり、サヤちゃんのクラスメイトを招いてお菓子を食べたり。 どのエピソードも優しくて穏やかであたたかい気持ちになります。 お菓子もセイボリーも作ってみたいし、イギリス文学も読んでみたくなる作品でした。