黒川 博行(くろかわ ひろゆき、1949年3月4日 -)は、日本の小説家・推理作家。愛媛県今治市生まれ。大阪府羽曳野市在住(2014年現在)。京都市立芸術大学美術学部彫刻科卒業。妻は日本画家の黒川雅子。
独り身の高齢男性に近づき後妻に入り、そっと始末して遺産を頂く―― それが、後妻業。高齢向け結婚相談所を舞台に繰り広げられる悪行に、立ち向かう遺族の闘い。これは、決して他人事ではありません。
坊主と葬儀屋がケンカした!? 欲望に目がくらんだ男たちの醜態! この事件の裏には一体どんな真実が待っているのか……。3人の刑事が謎を解く!! ※本作品は、他コンテンツに収録されている場合がございます。重複購入にご注意ください。
虹のように美しい色に恍惚とする男。その色に魅入られた男は、異様なほど色に執着を待ち出した。そのアブナイ性癖が妄念に変わる時、ついに事件は起きる…!! ※本作品は、他コンテンツに収録されている場合がございます。重複購入にご注意ください。
村上たかし先生の作品には珍しく、”悪人”が主役の作品。 というのも黒川博行の原作小説を映画化した「後妻業の女」をコミカライズした作品なのです。村上先生にとって、初めてのコミカライズということで、映画を漫画に落とし込むのにだいぶ苦労されたそうです。※あとがきより 主役の「小夜子」のイメージは、良くも悪くも映画版の大竹しのぶの印象がありましたが、漫画の方が小夜子という人間の業が表現されているように感じがして私は好きです。 村上先生の画なので、根っからの悪人に見えなくて、どこか良い人感が出ちゃってるのは否めないですが…。 物語については、文句なしに面白いので説明不要ですね。 1巻完結でコンパクトにまとまっている漫画ですので手に取りやすいです。 ぜひプロの後妻業の”業”を感じてみて下さい。 また、巻末には2016年7月の「ビッグオリジナル すし増刊」に掲載された「寿司とポップコーン」という読切が収録されています。村上先生のお祖母さまの思い出を描いた作品で、こちらも良い作品でした。
村上たかし先生の作品には珍しく、”悪人”が主役の作品。 というのも黒川博行の原作小説を映画化した「後妻業の女」をコミカライズした作品なのです。村上先生にとって、初めてのコミカライズということで、映画を漫画に落とし込むのにだいぶ苦労されたそうです。※あとがきより 主役の「小夜子」のイメージは、良くも悪くも映画版の大竹しのぶの印象がありましたが、漫画の方が小夜子という人間の業が表現されているように感じがして私は好きです。 村上先生の画なので、根っからの悪人に見えなくて、どこか良い人感が出ちゃってるのは否めないですが…。 物語については、文句なしに面白いので説明不要ですね。 1巻完結でコンパクトにまとまっている漫画ですので手に取りやすいです。 ぜひプロの後妻業の”業”を感じてみて下さい。 また、巻末には2016年7月の「ビッグオリジナル すし増刊」に掲載された「寿司とポップコーン」という読切が収録されています。村上先生のお祖母さまの思い出を描いた作品で、こちらも良い作品でした。