シングルマザーで編集者のジョイは、クリスマスイブに会社から解雇を言い渡された。唯一残った起死回生の策は、スランプ中の童話作家に新作を描かせること。すぐさま作家が住んでいる田舎町に向かうと、驚いたことに8か月前に別れた元夫ライアンと遭遇して…!? 彼に未練が残るジョイは、ロマンティックな再会に流されて熱い夜に溺れた。これはサンタがくれた甘い夢なの? ひとしきり酔いしれて目覚めた翌朝。ジョイはライアンが町を訪れた理由を聞いて青ざめた…。
大富豪マーカスとの結婚は、わずか3年で終わりを迎えた。悲しみに暮れたバネッサは家を出た直後、突然吐き気に襲われる。1年後、バネッサは伯母とベーカリーを共同経営していた。バネッサは伯母の焼き菓子をより多くの人々に届けたいと思い、事業拡大を試みる。融資してくれるという投資家も見つかり喜んで会いに行くと、そこには別れた元夫マーカスがいた。あの子の存在だけは彼に知られてはいけない…バネッサは融資を断ろうとするが、彼は驚きの言葉を口にし!?
クリスマスも近い吹雪の日、タクシードライバーのニッキの前にひとりの少女が客として現れる。行き先は童話作家ジョナサン・スリートの住む“クリスマス城”。彼の娘だと言う少女と屋敷を訪れたニッキは、現れたハンサムなジョナサンに目を奪われる。が、続く彼の言葉に愕然とした。「その子は僕の子供じゃない」信じられない。子供の顔も忘れたの!? 猛烈に抗議するニッキだが、ジョナサンに突然唇を奪われて!? さらに吹雪がやむまでの間、彼の屋敷に滞在することに…。