世界の荒木飛呂彦先生ですが、当然その先生にも若手の頃はあられました。その当時の作品です。 アウトロー・マンというデビュー2作目の作品は、集英社の引っ越しの際に原稿が紛失したようで、掲載当時の誌面(ジャンプ?)からデジタル複製されたもので、ちょっと画質が悪いです。バージョンによって収録されていたりされてなかったりするようなのですが、こちらの電子書籍版には、キッチリ収録されておりました。 あと書き下ろしなのか、冒頭に今の画風で書かれた美女が載っています。ぱっと見、徐倫ぽくも見えるのですが、突然の出演すぎるので、誰なんでしょうね??謎です。 内容は、基本的にはJOJOに至るまでのある種修行時代の作品ですので、やはり世界のアラキ先生といえども粗さは否めないのですが、初期の西部劇やSF色が強い作風から、徐々に頭脳戦や特殊能力戦といったJOJOの作風に近づいていってるのが伺えるので、ファンにとっては貴重な資料だと思います。 個人的には魔少年ビーティーが好きなので、それの連載開始前のパイロット版が載っていて満足です。というか、もはやこれは魔少年ビーティーの単行本に収録した方がいいと思います。
ジョジョは各部でかなり作風も内容も傾向も変わる作品だけど、自分が一番好きだと言えるのは4部。 舞台は日本の町一つ、ラスボスはただの殺人鬼と、スケールの大きさで言えば歴代でも小さいのだが、その分、身近な恐怖や能力者が生きる世界という物が見えやすく、想像力を刺激される。 出てくるスタンド能力も直接戦闘には役に立たないようなスタンドが多いのだが、見事に幅が広く活用悪用、非常に多彩な使い方を見せてくれる。 この「その世界にいる能力者たちの日常生活」感は選ばれた実力者ばかりの3部や犯罪に利用している5部に挟まれてる分、かなり独特な物があり、リアルタイムで読んでいたというのも有るが、世界の生活感や地に足のついた空気が非常に気持ちよかった。 ただ当然ながら特別な能力者が普通の日常生活を送っているとも限らないと悪用する犯罪者も出てくるのだが、こいつらが実に醜悪で生活感がある分、日常に潜む恐怖とも言える怖さや凄みがあり、能力以上に能力者、つまりは人間が怖いと描かれていて凄い。 そして同時にスタンド使いではないただの人間がキーマンとしても描かれていて、ゾクゾクする。 ジョジョは人間讃歌だと言うが、まさにこの4部こそスタンド能力が有ろうが無かろうが、人間の悪意や醜さ弱さを描きつつ、人間の善意や美しさ強さを描いているのではないかと感じる。 とはいえ先述したように、スタンド能力の多様性も随一であり、バトルに日常に様々な面で活躍するスタンド達も非常に見応えがある。 「弓と矢」や承太郎、ジョセフ等2,3部も読んでいた方が良い場面もあるが、基本は超能力者達の居る町の日々だと分かっていれば十分楽しめる内容で、入門用のジョジョとしてもオススメ。
5部からはイタリアを舞台にしたディオの家系の話 今まではジョースターの血筋と戦いのストーリーだったが、5部からディオの意志に焦点を当てており、ジョジョ好きにはテンション爆上がりな内容に ディオの血筋なのか戦い方や考え方がジョースターと違うが、半分?(首から下だけ)ジョースターだからか、ディオ・ジョースター双方の意志を受け継いでいる感じがして最高にクール 4部とは一転、3部に近い少年漫画感が復活しているが、独特なキャラや能力は4部から更に磨きがかかっており、さすがの荒木先生 ジョジョ好きと話しになると良くある、歴代のスタンドで最強はどれ?で話しに上がるスタンドが多数登場するのも5部 この辺りからラスボスの能力が???となるのが登場し始めるが、荒木先生の素晴らしい頭の中を理解できないのが悪いんだなぁと思うようにしている... 自分の5部で好きなスタンドはメタリカ、エアロスミスです
JOJO自体はそこまで物凄くファン!ということではないのですが、吉良先生の新作マンガが載っているのと、JOJO初代担当編集の椛島さんとの対談に興味があり、読みました。 紙版は少しプレミアがついてるのか、高くて怯んだのですが、電子版もあり、定価で購入することができました。 吉良マンガは、ある夏の不思議な出来事的な感じで、神社などがでてきてどこか日本の怪談的な感じがありました。単純に巻き戻るのではないので、その後どうなったのかちょっと気になりました。 椛島さんとの対談も興味深かったです。お二人とも映画が大好きなようで、はしゃいじゃってる様子がとても微笑ましく、しかもお二人のやりとりがとてもリラックスされていて、今しょっちゅう合ってるわけではないと思いますが、お互い好きなんだなという感じがして良かったです。 他は小説があったり、いろいろなコンテンツが盛りだくさんで、ファンの方はすごく楽しめるだろうなと思いました!
1〜3部と打って変わって、4部は1つの町の中で起きる事件が発端で様々な物語が結末に収束していくサスペンス調になっている 承太郎やジョセフも出てくるので、歴代ファンもしっかり楽しめる続編になっている ジョセフの血が多い主人公なので、戦い方もちょっとジョセフっぽいのが自分としては好感触だった 2部好きな人は好きになる人が多いのでは? 特に自分的には独特で特殊なスタンドが沢山出てくるのが見どころ 鉄塔操るスタンドとか、それ動けなくない?とツッコミどころがあるスタンドも多いしと、今までと違った味がある作品なので超オススメ
ざっくり言うと、3部は悪の親玉を仲間と倒しに行く、これだけです その中で様々な仲間との出会いと別れが秀逸で、更にスタンドが登場したのも3部から 色々な能力が登場して1・2部とは違ったバトルが繰り広げられるのはバトル漫画としても面白い ジョースター家の戦いの系譜もここで一旦は落ち着くので、1〜3部は通して読むのをオススメする 余談ですが、スタンドって最初は幽波紋って書いてスタンドって読んでたんですよね... 一応波紋の一種?だと思われるけど、気づいたら無くなってたし、多分荒木先生わす...きっと自分の見間違いですかね!
JOJOといえばのスタンドが登場する第三弾です。 1部と2部よりも各キャラが際だって人間臭くて、それぞれの目線のストーリーがあり、みんなに感情移入してしまいます。 1.2部を読んでいるとJOJOの背景や歴史がわかると話が理解しやすいと思います。 個人的には、ディオの「ザ・ワールド」のスタンドが最強だと思っています。たしか9秒時を止められるとかでした。 どの格闘漫画の中でも最強技です。
ジョースター家で1番長生きしたジョセフジョースターの若かりし頃の話。 主人公の性格が1部とガラッと変わって、お茶目なところがとても魅力的です! スタンドという特殊能力もなく、努力と才能のみで戦っているので、とてもわかりやすいです。 個人的には敵キャラの誇り高きワムウが好きです。
独特な絵が苦手だったので、読まなかったのですが、ジョジョ芸人やジョジョ立ちと漫画以外で話題になっていたので読んでみました。 ストーリーも友情!バトル!とすごく熱いです。キャラも魅力的本当にかっこいいです。 聞いたことがない擬音も多く、笑うシーンではないのですが、クスクス笑ってしまいますwwww シリーズを読むならジョナサンとディオの戦い!コレは読んどくべき。
ジョナサンとディオの熱い戦いから時は流れ、2部は子孫のジョセフと新たな吸血鬼達との戦いが始まる ディオは人間→吸血鬼だが、2部の吸血鬼達は始祖とも言える程の能力を持っており苦戦を強いられていく その中で出会った友との戦いは熱く激しい物になっていく 本当に2部は最高です! ジョナサンは真面目・熱血・正義の心!って感じだったが、ジョセフの戦いは騙し・奇策・逃げる等ジョナサンがしない事を当たり前にする だがジョースターの熱き血潮は持っているので、そのギャップがまたカッコイイんですわ... 1部からの順当な続きなので、ツェペリなど、お!って思うキャラも登場するのが、また胸が熱くなる展開 やっぱり2部が歴代ジョジョの中で1番好き! クラッカーで戦っちゃうジョセフとか本当にカッコいい
世界の荒木飛呂彦先生ですが、当然その先生にも若手の頃はあられました。その当時の作品です。 アウトロー・マンというデビュー2作目の作品は、集英社の引っ越しの際に原稿が紛失したようで、掲載当時の誌面(ジャンプ?)からデジタル複製されたもので、ちょっと画質が悪いです。バージョンによって収録されていたりされてなかったりするようなのですが、こちらの電子書籍版には、キッチリ収録されておりました。 あと書き下ろしなのか、冒頭に今の画風で書かれた美女が載っています。ぱっと見、徐倫ぽくも見えるのですが、突然の出演すぎるので、誰なんでしょうね??謎です。 内容は、基本的にはJOJOに至るまでのある種修行時代の作品ですので、やはり世界のアラキ先生といえども粗さは否めないのですが、初期の西部劇やSF色が強い作風から、徐々に頭脳戦や特殊能力戦といったJOJOの作風に近づいていってるのが伺えるので、ファンにとっては貴重な資料だと思います。 個人的には魔少年ビーティーが好きなので、それの連載開始前のパイロット版が載っていて満足です。というか、もはやこれは魔少年ビーティーの単行本に収録した方がいいと思います。