【電子限定版】描き下ろし番外編収録。●美大日本画科に通いながらも、描きたいものが見つからず、やる気をなくしていた勇輝(ゆうき)。そんなある日、学内で「教授の愛人」と噂されているヌードモデルの青年と出会う。美しい体のラインに、見惚れるほど綺麗な顔、俺、頭の中でこの人のこと描いてる――モデルを頼んでも冷たく拒否され名前を聞いても教えてくれなかったのに、「有名な先生とコネがあるなら描いてもいいよ」と突然モデルを引き受けてくれることになり…!? スランプ中の美大生と名無しのモデルが彩る青春ラブv
高校三年の春、クラス替えで柴田の前の席になったのは学年でも有名な不良・金子遼平。自分とは絶対に関わることのないタイプなのに小学生の頃、少年野球のチームメイトで憧れの存在だった“りょうちゃん“にどこか似ている金子から目を離せずにいた。ある日、木陰で女子とキスをする金子を見てから一層意識をしてしまっていた柴田は、二人きりの放課後の教室で金子の過去に触れる。すると、顔色を変えた金子から突然キスをされてしまい――…?
「りょうちゃん…?」――野球部の柴田は3年のクラス替えの時に、噂の不良・金子と同じクラスになった。けれども金子は、小学生の頃に所属していた野球チームに突然来なくなったエース・『滝川りょう平』とそっくりだったのだ。柴田にとってあこがれだった「りょうちゃん」と同じの名前の金子…でも苗字違うし、気のせい?それにしても似てる部分が多いし…次第に金子のことが気になり始める柴田は、ある日の放課後、教室で偶然二人きりになった金子から突然――りょうちゃんに似ている目から、視線をそらせない……ジェラシー×コンプレックスな二人が織りなす青春ジレンマ、その物語。
大学で経済学部に通う将吾は、強面で近寄りがたい見た目。だけれどホントは生真面目でオカンな性格。文学部で哲学を学ぶ孝臣は、地味でおとなしそう。だけれど、言いたいことははっきり言うし、実は超絶ズボラなマイペース人間。2人は正反対だったけれど、親友だった。あの日、孝臣が将吾にフェ●するまでは―…。自分がゲイであることを追及し続ける孝臣は、恋に落ちた将吾へ思考を巡らせ続ける。また、数少ない友人に迫られ混乱する将吾は、孝臣について自分は彼をどう思っているのか、いったいどうなりたいのか悩む……2人の気持ちが交錯した先に待っている結末はどうなるのか?