サトウサンペイのプロフィール

サトウ サンペイ(本名:佐藤 幸一〔さとう ゆきかず〕、1929年9月11日 - 2021年7月31日)は、日本の漫画家。
「平凡なサラリーマンの生活」を描き、「サラリーマン漫画」の創始者と評されるほか、紀行文やエッセイの執筆もおこなった。

フジ三太郎とサトウサンペイ

サザエさんの後輩作品、フジ三太郎をご存知だろうか? #推しを3行で推す

フジ三太郎とサトウサンペイ サトウサンペイ
なかやま
なかやま

①高度経済成長期から平成初期を歩み続けた四コママンガ ②サザエさんとは朝日新聞の朝刊・夕刊の先輩後輩 ③社会の教科書では知ることのできない当時が面白おかしく知識として得ることができる 小さい頃、私の家には2つのマンガがありました、「ボロボロのサザエさん」と「いい紙で作られたフジ三太郎」です。 サザエさんは母がフジ三太郎は父が好きで読んでいた本でした。 私は両親共にマンガが好きで自然とマンガが好きになったマンガネイティブではなくて、この二冊を本当にボロボロになるまで読んだおかげで、今もマンガ好きでいられています。 新聞四コマの良いところは、シンプルに”全年齢”を対象にしている笑いと当時の社会の"風刺"がたった四コマで表現されているところです。 正直、新聞四コマの単行本を買っている人はほとんどいないと思いますが、単体のマンガとしても十分に面白いです。 このフジ三太郎の生きた時代の延長に我々の生活があるので、「あー当時はこんな感じだったんだ・・・」などの感覚を両親・祖父母から聞く感覚に近いものがあります。 この作品でマンガの読み方と社会を学ばせてもらいました、ありがとう また、この口コミを書くきっかけとなったのがこの間、NHKの番組「あの人に会いたい」にて作者のサトウサンペイさんを特集していたのを目にして、電子書籍版の存在をしり電書版でまた集め始めました。 https://www.nhk.or.jp/archives/people/detail.html?id=D0009250644_00000 電書版を出版するにあたって、80歳近い作者のサトウサンペイ氏が自ら液晶タブレットに向かって線を引き、言葉や表現を現代でも通用するように変更を加えているとのことが衝撃でした。惜しくも昨年2021年にお亡くなりになってしまったとのことです。 このフジ三太郎は1965年から1991年までの約26年間連載された作品です。 サザエさんが1946年から1974年までなので、10年ほどサザエさんと朝刊・夕刊を支えていたことになります。 実はお互いの作品でクロスオーバーしている部分もあり、そこら辺は長谷川町子氏の「サザエさんうちあけ話」でも語られています。 新聞の四コママンガの代名詞である「サザエさん」で、それ以外の四コママンガの知名度が圧倒的に低いですが、このフジ三太郎も新聞四コマの完成形だと思っています。「全巻買って読んでみて!」とは言えない作品ですが、あなたの記憶の片隅にどうか・・・

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サトウサンペイサトウサンペイ https://manba.co.jp/topics/34709 2位「異世界でも無難に生きたい症候群」安泰/笹峰コウ/ひたきゆう https://manba.co.jp/topics/34654 3位「冒険王ビィト」三条陸/稲田浩司 https://manba.co.jp/topics/34618 4位「母の元カノと暮らした。」宮城みち https://manba.co.jp/topics/34634 5位「あたしンち SUPER」けらえいこ https://manba.co.jp/topics/34575 6位「まもって守護月天!」桜野みねね https://manba.co.jp/topics/34629 7位「鉄人ガンマ」山本康人 https://manba.co.jp/topics/34624 8位「心臓」奥田亜紀子 https://manba.co.jp/topics/34701 9位「Get truth 太陽の牙ダグラム」太田垣康男 https://manba.co.jp/topics/34569 10位「バグガール。」オノタケオ https://manba.co.jp/topics/34660 *『勝手におすすめ』は最近投稿されたクチコミの中から、マンバが毎週火曜日に勝手に作成しているランキングです。 https://manba.co.jp/manba_recommends/674
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