「生まれ変わるなら犬がいい」感想
辛いけど辛くない
福満先生の新作!いつの間に! 登場人物全員ゲスいこと考えてるのになぜか愛おしく感じるのは自分と重なるところがあるからなのか… 才能が枯渇した漫画家が性欲に振り回されるだけの話なのになんか笑えます。
「ひとでちゃんに殺される」感想
冒頭1分くらいでやってくる衝撃シーンにド肝を抜かれ(笑)、その後も畳み掛けるように次々と訪れるド派手な◯に様に、恐怖を感じるというより爆笑してしまった(あ、いい意味でね)。こういうアトラクション的なホラーは嫌いじゃないのよ。まだまだ謎多きひとでちゃんだけど、今後もどんどんブチかましていって欲しいぞ(笑)。
漫画の根源的な部分の表現
漫画はそもそも荒唐無稽な内容や寓話を簡潔にまとめられた線の集積で、描かれたカリカチュアである。これは日本の漫画の歴史の始まりとして、鳥獣戯画が上げられることからもよく分かる。 今作はニコラ・ド・クレシーの中でも最も軽やかな線の集積で描かれており、情報量の多いバンド・デシネが苦手な人にはこの作品からオススメしたい。 まさに戯画的な動物である主人公が自分の大切な人を探し求め旅をするのだが、愛おしいい展開がテンポ良く進んでいくので、ニコラ・ド・クレシーの異常な絵の上手さを忘れてしまう所である。
アメコミ入門への1年目
アメコミが苦手な人、読み慣れていない人に是非私は、この作品を推薦します。 補足しておくと、アメコミは発行形式が日本とは違い1巻完結であるため、細かいキャラクターの表象表現や大ゴマのバトルシーンがあるわけではないと言っておきます。 では、アメコミの面白さは何なのか?それはどちらかと言うと小説を読んでる感覚に近く、小説に優れた線の快楽が感じられるテンポの良いビジュアルが提示されていく所だと思う。 小説の様な物語をいかに優れた線を描いていくか、 アメコミはキャラで選ぶのでなく、作家で選ぶべきなのです。
「ひねくれさくらに恋が咲く」スピンオフのスピンオフ
※ネタバレを含むクチコミです。
伝えたいことがあるとき、言葉を使うとは限らない
タイトルで、なんでも野球にたとえたがる人の話かと思って読み始めたら、全然違いました笑 主人公は言葉が苦手ということでしたが、そうじゃなかったとしても、 なにか伝えたいことがあるときに言葉以外の方法を取ることってあるなぁと思い起こされました。表情や身振りというのもさることながら、無言になることで何かを伝えようとしたり、子供のわがままや癇癪、ときに暴力でさえ伝えようとしている姿なんだろうと。 「何かがはじけた」瞬間は、伝えられることへの気付き。 こころ温まる、素晴らしい作品でした。ぜひ読んでみてください。
すご
どんな漫画か、説明するのがめっちゃ難しい けど一言でいうと「オムライスの中で寝るためにでっかいオムライスを作ろうとする女の話」です。主人公の行動があまりに計画性ないし全体的にアホすぎて逆になにか深堀りしたくなるような雰囲気をまとっている。でもやっぱりただのアホなひとの話かも。
「内容が雑」の一言
※ネタバレを含むクチコミです。
1巻の感想〜書き下ろしが良〜
※ネタバレを含むクチコミです。
サブカル?アングラ?ダウナー?カルト?
個性が強すぎてなんとも表現し出来ない漫画。 人にはオススメしづらいけど、めちゃくちゃオススメしたい一冊。 主張、信念、主義、信条、心理、信仰、魂。 どれが適当なのか、そもそもどれも適切じゃ無いのか。華倫変じゃないからわからないけど、心を鷲掴みにえぐられる。 気がついたら私はとっくに作者の年齢を追い越して社会を乗り繋いでるんだな
子育てするヤンキー良い
魔王の子供をヤンキーが拾って育てるという、カオスな設定なのですが、 かっこいいバトルシーンや、クスッと笑える笑えるギャグ要素も多く、面白いです。 ゴスロリで巨乳のドS悪魔が出てきたり、 関東最強のレディース総長が、 普段は地味な格好で弟のお世話をしてるなど、 キャラ1人1人にしっかりと個性があり、 メインキャラ以外も魅力的です。 主人公の最強ヤンキー・男鹿にちゃんと父性が芽生えてるところに、何気にほっこりしたりもします。
軽いラブコメだと思いこんで読んでみたら、わりとダークな部分もあり個人的にどストライクのお話だった。最初のうちは、犬として飼われる青年が危ない奴に感じるが、実は飼い主の女の子の方も底知れぬ危うさがある。この幸せで歪な2人の暮らしは果たしていつまで続くのだろうか。…続きが気になるなぁ。