破格の家賃

ジャンプらしからぬ作風

破格の家賃
名無し
1年以上前

2018年2月に週刊少年ジャンプ本誌に掲載された読切。あまりに毛色が違いすぎて衝撃を受けた。全くジャンプ感がない!! 画風・語り口ともに少年漫画の文法を全く意識しておらず、ジャンプの編集部がなぜこれの掲載を決めたのか全くもって謎。チャレンジングすぎる…! ビーム・アフタヌーン・flowersあたり(この辺の雑誌好きです)に載ってそうな、情緒・雰囲気を大事に描かれた「非エンタメ作品」ですごく良かった。 ただジャンプ・ヤンジャン・別マぐらいしか読んだことない層には微塵も刺さらないのでは…?と気になった。

プラネテス

SFヒューマンドラマでは外せない名作

プラネテス
猫あるく
猫あるく
1年以上前

毎日の生活の中で悩んでいる恋や夢などミクロの問題と宇宙規模のマクロの問題を同時に展開しているのに少しも渋滞せずに読ませる脚本とパワーがある。そして読み進むうちにその二つは意外と近いことなのかなと考えてなんだか少し心が軽くなった気がした。少し青臭くてストレートな表現が多いけど、SF的な複雑さでテンポを悪くする事が無く全4巻だけど、まったく短く感じない内容の濃さがすごい。

アステロイド・マイナーズ

これが宇宙(リアル)だ!

アステロイド・マイナーズ
なかやま
なかやま
1年以上前

これが宇宙(リアル)だ! あさりよしとおが描いた、ホンキでホントの空想科学マンガ ※帯より 科学マンガに定評のある あさりよしとお氏のコレもまた優れた作品 オムニバス形式で書かれており、一話一話の読みごたえもしっかりある そして、オムニバスでありながら各話で繋がりを感じさせる作りも、物語を深読みしたい私には好きなポイント 同氏の 小惑星に挑む が はやぶさ にフォーカスした作品だったのに対して、こちらは宇宙生活をテーマに様々な切り口でわかりやすく宇宙について自分たちに教えてくれる いや、難しい部分もあるから、サラッと読んで深く理解したい場合はもう一度読む感じが良いかもしれません 全二巻で完結してしまっているが、また続きを読みたい作品です

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