1巻の感想
バイオリンは好きだけど先生の指導の本質を理解できず周りからは嫉妬による嫌がらせを受けている十嘉。 難聴の五十鈴と出会って「相手に伝えること」「相手のことも理解しようとする気持ち」も学んで成長していくことでバイオリンにも変化が生まれた。 五十鈴は自分の問題に他の人を巻き込まないように、一定の距離を置いて周りと付き合っていたけど、障害についても真っ直ぐに質問して五十鈴の生活に入り込んでくる十嘉と出会って近い距離での人間関係を知っていく。 そんな2人の相手に対する気持ちの変化が何とも美しい。