名無し

12人の人格の大半の見た目が強烈すぎてもはやコミカル。殺人鬼の人格も、ケケケッとか言ってるのがもはやギャグっぽい。恐ろしい見た目のわりに、やった事は、ずっと昔に一人殺した&一人殺し損なっただけ…?この漫画がヒットするとしたら、「真面目に描いているのだが、それが結果的に面白い、ネタ漫画として」かもしれない。彼岸島みたいな。

男キャラでもやたら腰幅と尻の厚みがあるのが野暮ったく感じた。
指切りは握手と同じで、右手同士もしくは左手同士でするもの。
前輪ぶつけた女の子はとても可愛い。
図書館で会った子と前輪の子は髪の色を変えるか全く違う髪型にした方が、読んでて混同せずわかりやすかったと思う。
痴漢の人格が自分の体に同居してるなんて、自分だったらマジ死にたい。しかも2回も…。
女の自分は、主人公の体が痴漢行為をしたというエピソードが2回も出てくることにゲンナリした。

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多重人格者の人格は、一つ一つに、それが生まれた事情や理由がある。今後その辺も描いていくといいのではと思う。
12の人格のキャラデザが、小学生男子が考えたかのように幼稚で妙ちきりんであることについては、「その人格が生まれた当時の主人公が子供だったため、当時好きだった漫画やアニメのキャラの影響を受けた」ということにするといいかもしれない。

1話目は主人公の絵がコロコロ変わって読みにくかったけど、2・3話目では絵が整って随分読みやすくなった。

相変わらずキャラ達のセリフには無駄にビックリマークが多い。しょっちゅう人が大声で強い口調でものを言ったり、大袈裟に驚いたりしている。ギャグか喜劇のような、登場人物達が奇妙なテンションの漫画。

変なんだけど、その変さが印象に残ってクセになる。
でも、原作者のこの強い個性は、まだまだもっと薄めても、ぜんぜん問題ないと思う。

5話まで読んだ。相変わらず時々男の腰が妙にデカいのが気になる。
いや、その状況で普通の人はそんなこと言わんだろ…と思う独創的なセリフが多くて飽きない。
アツシはカッコイイが、こいつに痴漢をやめさせない限り主人公は性犯罪者であり続けるわけで。他の別人格にどんな手助けを受けようが、犯罪者として人生が台無しになることをカバーできるほどの手助けなど存在しない。
原作者や編集者は、痴漢行為による加害者の社会的ダメージや、被害者に与える精神的ダメージをよくわかっていないのかな?と思う。

最後、二人の刑事の見た目の異様さに全部持ってかれた。やはりギャグ漫画なのか…?

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