営繕屋さんが除霊するわけではない
こちらもコミカライズされていたとは。 第一話のタンスの話は、原作を読んだときに頭の中で描いていた光景がそのまま描写されていて、漫画を初めて見るのに「あぁ、このタンスだ」と思ってしまった。 加藤和恵先生、すごい。 怖い話6篇なのだけど、幽霊といわれるであろうものに対応する営繕屋・尾端の性格からか、苛烈には終わらない。穏やかに終わる。 「屍鬼」と違ってデフォルメされていないせいか、ファンタジー要素が薄いせいか、静かに怖さは募らせてくる。 擬音語で申し訳ないけど、ヒッというか、ヒュッというか、そんなかんじ。 ちなみに、原作「営繕かるかや怪異譚」は3巻まで出ているので、お話がいいなと思った方は原作も当たられてみてください!
青エクの作者がコミカライズしたじっとりホラー作品。営繕てあんまり聞き覚えないと思いますが知らない人は自分で調べてください。
そんな営繕屋ならではの怪談が読めますよ。