30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい 豊田悠
久しぶりに読んだけど
どうしても触れたくない ヨネダコウ
何年も前に読んだとは思うんですが今読んでも嶋ちゃんが可愛すぎる…そしてしんどい…ああぁ…。二人とも色々抱えてて、嶋ちゃんはなかなか一歩を踏み出せずにいるんだけど外川さんは踏み込もうとしてて。 お互い優しさゆえの不器用なところがあって、二人なりに歩み寄ろうとして、でも離れて…みたいなもだもだがしんどいけど良いです。読んでる最中はひたすらに「幸せになってくれ…」と拝み倒しました…。言葉選びや台詞が本当に秀逸で泣けます…。
正直言って嶋くん、自分も好きなんだから
戸川さんの気持ち受け入れちゃいなよって
思う気持ちもあったけど、前の会社でのことを
考えると踏み出せないのもすごく理解できるから
読んでるこちらもジレンマ。
こういうハッキリしない登場人物が出てくる
他の作品はイライラしがちなんだけど、
嶋くんには同情してしまって涙出た😭
外川さんの過去、家族を失っている事、
子供が好きそうな事、そういうの知ってしまったら
辛くても身を引く選択するのも分かるし、
読んでて一緒に辛かった。
踏み出したのは遠距離後。
小野田さんの下で働くのが好きなのも分かるけど
その内京都に転勤になったらいいのにな。