悪とはなにか
最初の売れて消えた人設定で、今のワカモノに刺さるのは一曲バズることなのか、と変なところに感心してしまった。 悪の組織にいた人がきっちりとしているあたり、あるあるだけど、怪人が仮面ライダーよろしく、人間から改造された人設定で、また「おおお?」となってしまった。 そして、怪人が語る「悪」とはなにかの説明が、なるほどねと思う話で、説教くさいと言われたらそれまでなのだけど、そもそもに、悪の組織としての理念が末端にまで行き渡っていることに再度感心する。 バイトする怪人っておもしろそうじゃんと軽く読んでみたら、明日から自分も世界を一つ変えてやろうかなという気持ちになる、勇気を出してくれる漫画だった。 良い作品を読めてうれしい。 おもしろいですよ。