この気持ちをなんと呼べばいいのだろう
長年一緒にいる同級生、気づけばお互いに「特別」な存在となり同棲を続けている。 何が起こるわけでもない、だけどこのままではもう耐え切れない。 絶妙な距離感で過ごしてきた日常が一変、 自分たちの気持ちを認識してしまった彼らが、切なくお互いを求め合いながらも込み上げる感情を抑えている。 読んでいて涙が出て苦しいほどでした。 読み終わって、この結末でよかったと思えるエンディングでよかったです。
幼なじみで、同級生で。高校卒業後ルームシェアを始めてから気がつけば6年――。広告代理店でライターをしている柿谷と美容師の周防の関係は、「友達以上」ではあるけれど、その先に進むには、お互いためらいがあり、ぎくしゃくしていて……!?
うん、周防ヒドイわ。
うっすらと亮が自分に恋愛感情持っているの気づきながら、
その気持ちはキープして自分は新しい友人関係やら彼女やら紹介して
一定の距離を保ちつつ自分への好意に甘えたまま。
その時の亮の気持ちを想像すると涙出た。
まさに失ってようやく自分の今までの言動に気づくとか。
とにかく亮が痛々しくて切なくて最後落ち着くとこに落ち着いて良かったよ。
周りはみんなナイスアシストだった。