独特なチートスキルの異世界物
帰宅や戦闘を自動で行うユニークスキル持ちの主人公が、落ちこぼれ扱いから大成しすごい冒険者になっていく異世界ファンタジーもの 戦闘や採取を最速で自動で終わらせる能力なので、人外な動きをし、独特な戦い方をするバトル要素や、能力駆使してレア物採取したりな冒険要素多め ものすごく面白いわけではなかったが、合間に読むには適した可もなく不可もなしな異世界物で、個人的には楽しめた 数多の異世界物のひとつとしては良き
15歳の少年クラウスが教会で授かったのは発現自体が珍しいというユニークスキル! 将来は勇者か英雄かと胸を高鳴らせた少年だがその夢は無残にも打ち砕かれる…。スキル【自動機能】は[自動で家に帰れるだけ]のてんで役立たずな外れスキルだったからだ! だが、少年は気付いていなかった…【自動機能】の本当の価値に。これは逆境から成りあがる、奇跡の物語!! 15歳の少年クラウスが教会で授かったのは発現自体が珍しいというユニークスキル! 将来は勇者か英雄かと胸を高鳴らせた少年だがその夢は無残にも打ち砕かれる…。スキル【自動機能】は[自動で家に帰れるだけ]のてんで役立たずな外れスキルだったからだ! スキルレベルが上がればと期待を抱くが、レベル2は[自動で行ったことのある場所へ移動するだけ]、レベル3は[自動で資源を採取するだけ]とがっかりする。ところが念のためクラウスが試してみると…!? これは逆境から成りあがる、奇跡の物語!!
ダメスキルと言われていたものの、実は強いスキルだったんですよね、というかんじの、小説家になろう作品が原作、タイトル通りなお話です。
主人公のスキル「自動機能」はいわゆるチートスキルです。
自動機能をオンにすると、人としてありえない曲芸を可能にします。
代償は、達成するまで記憶が無くなることです。
戦ったら怪我はするようですが、無理な動きをして筋肉痛が起こるような代償は、コミカライズを読む限りはないみたいです。
自動機能の内容は、最速で家に帰る、最速で行ったことがある場所へ向かう、最速で知っているものを採取する、最速で敵と戦う。
どれもさえない響きがあるけれど、最速で成し遂げるためにルートが尋常ではなかったり、戦い方が異常だったり、実行したら様子がおかしくなるものばかり。
様子がおかしいものの、本人は成し遂げている最中の記憶がないので、そんなことをしているとは思いません。
傍から見ている人は、人としてありえない動きをする主人公に驚愕します。
そこがこの漫画のおもしろいところです。
あの手この手で自動機能のバランスブレイカーっぷりが描かれていて、見ていて小気味いいです。
強すぎる力はギャグになってしまうという話を、ふと思い出しました。