結局のところ、ユキのジェンダーは「トランスジェンダー」ではないのでしょうか?
終盤および単行本3巻ではユキがお披露目会に見せたのはドレスでの女装ではなく男装であるため、「あの過去話は何だったんだ」と懐疑的な思考が出てしまう上、本作のメインテーマがぼやけたもの(矛盾したもの)になってしまっています。
ユキ(およびコウ)に該当するジェンダーとして「クィア」「Aセク(アセクシャル)」「デミセクシャル」が当てはまると思っていますが…実際のところどうなんでしょうか?
小学館の編集部の圧力があったせいもあるんでしょうけど(邪推が入って申し訳ありませんが)、セクシャルマイノリティー同士のイチャラブだけでなく、社会問題にも踏み込んでほしかっただけに残念な漫画です…
余談ですが、ゲストとして登場した小学生の男子は、あるトラブルで濡れたユキに惹かれると同時に、貧乳フェチになったと確信しています。
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