同じ病院の隣部屋に入院している熟年夫婦。お互いに病気は深刻そうですが、付かず離れずの距離感が新鮮なのか、付き合いたてのカップルのようにラブラブです。そんな二人は自分達の体以上に引きこもりの息子が心配な様子。

息子やらかすだろうなぁ、自分に関係ない人のために何かやろうって思う人かね。
なにか心変わりが置きそうな話が間にあったなら買ってくれるだろうけど新キャラ登場と夫婦の日常以外になにもないからなぁ。こんなでっかい話を序盤にいれるのか。

例えそれで父親に怒られたとしても、でも親父達は俺に〜とか逆ギレするんじゃないかとさえ思うんだけどね。
なにを、何を見せられているんだろう。これからは息子との関係を改善する話なんだろうか。新聞の連載小説を読んでいる気分になるぞ。

妹の気持ちも分からなくはないけど兄は兄なりに考えてその結論に至ってはいるんだろうし、本音は分からんけど
妹の最後の言葉で兄が追い詰められて自殺とかしたらどうすんのかね

引きこもりだから家出れないってわけじゃないでしょう…
何らかの覚悟をしたから出れて医者と話ししようとしてるんじゃないか。
どんな話だったか詳しくは忘れたけど手術前の少年にゲーム機買ったっけ?どうだっけ?

病棟夫婦

重く苦い、でもそれだけでもない人生 #1巻応援

病棟夫婦 宮川サトシ
兎来栄寿
兎来栄寿

『宇宙戦艦ティラミス』 『SUPERMAN vs飯 スーパーマンのひとり飯』 『僕!!男塾』 『ワンオペJOKER』 『LV41才の勇者』 『落合博満のオレ流転生』 など、さまざまな作品で楽しませてくれる宮川サトシさん。 送り出される作品はコメディが多いですが、こちらは原点である『母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。』を彷彿とさせるようなテイストの作品です。 互いにガンで同じ病院の隣室に入院している老夫婦。 仕事を辞めて10年引きこもっている息子。 誰にでも訪れるかもしれない、ある家族のままならない状態が描かれます。 夫の方は亭主関白であり、息子が仕事のかたわらでマンガを描いて芽が出たときも、辛くなって仕事を辞めたときにも理解は示さず強く当たっていた昔気質の男性です。ただ、そんな性格も病を経て少しずつ変わっていく様子を見せます。 結婚して子供も産まれて一見順風満帆に見える娘にも、少し陰が見え隠れします。10年引きこもっている兄がいて、両親も近い将来どうなるか解らないという状況も併せて考えればその心境が穏やかでいられないのも当然なのですが。身内が少しずつ衰えていくのを見守る時間の辛さはよく解ります。 歳を重ねて、変わったことにより初めて交わせる言葉があり、それでも変えられないものもあり。ささやかなものに幸せを見出し、拭えない後悔を抱く。重く苦く、されどそれだけでもない人生の味がとつとつと物語られていきます。 夜の消灯後に、ふたりで言葉は交わさずとも壁を叩き合って互いの存在と意志を確かめ合うシーンが何とも胸に迫ります。 いつかは必ず訪れる、身近な人との別れ。 あるいは、自分自身のこの世のすべてとの別れ。 そうした瞬間が訪れる前に、やりたいことやできることをなるべく悔いの残らないようにやっておきたいと思わせてくれる作品です。

名前のない病気

名前のない病気

「家族」とは何か。「生きる」とは何か。 これまで「家族」をテーマにした、ほのぼのエッセイ漫画を多く手がけてきた自分には、実は今まで一度も作品に登場させたことのなかった「30年引きこもる兄」がいた。その引きこもりのきっかけを作ったのは、他でもない自分だった――。 兄と距離を置く一方で、荒廃した実家に肉親を放置する罪悪感に苛まれる日々。親を失ってからも延々続く兄弟間の家族問題を、静かに生々しく描く宮川サトシの新境地。第1回「スペリオールドキュメントコミック大賞」大賞受賞作品。

SUPERMAN vs飯 スーパーマンのひとり飯

SUPERMAN vs飯 スーパーマンのひとり飯

スーパーヒーローも腹は減る。地上最強の男・スーパーマンとして忙しく働く彼の毎日の楽しみ……それは日本で食べるランチ。超人的聴力で自分のお腹が鳴る音が聞こえたら、路地裏でスーツを脱ぎ捨て、日本の外食チェーンへ飛んでいく。釜飯を熱光線で温めたり、天丼の具材でジャスティスリーグを結成したり、ランチタイムのスーパーマンはマイペースでいい! DCコミックス公認のスーパーマングルメ漫画!

ワンオペJOKER

ワンオペJOKER

正義の象徴・バットマンと、その永遠の敵役・ジョーカー…。ゴッサムシティを舞台に戦いを繰り広げる2人だったが、ある日、不慮の事故からバットマンが赤ちゃんに変貌してしまう…! 悪を証明するために正義をくじく必要があるジョーカーは赤ちゃんを正義のスーパーヒーロー=バットマンに育て上げることを決意する...! DCコミックス公認の極悪育児コメディ開幕…!

LV41才の勇者

LV41才の勇者

遥か太古、剣と魔法と竜が交錯する時代…エヴァン・ウィリアムスは邪神カルヴァドスを倒す為に世界を旅する実績十分の勇者であった。…が、旅路を重ねる内にLV41才となり、かつて感じなかった最大の強敵・「加齢」と闘うことになる…!各方面で大活躍の原作者・宮川サトシが「異世界」に挑み、超絶画力のナンジョウヨシミが全開で迎え撃つ。空前絶後の「異世界×おっさん&生き様漫画」、ここに爆誕!!

母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。

母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。

「あんたもワテが産んだ傑作やでねぇ、なんも心配しとらんよ」。かつて僕が白血病になった時、母はこう笑い飛ばした。今度は僕が母を救う、そう決めたはずだったのに。死が近づく闘病の日々と、母を失った日常で僕が知った、最愛の存在がいない世界とその死の本当の意味。死後1年、母から届いたスペシャルな贈り物とは。特別編も収録!

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