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フランス革命を拳で塗り替える、最強王妃の筋肉譚!! 「パリはキレているか。」処刑台に送られたマリー・アントワネットは、革命に陶酔する国民を見やると、怒りに打ち震えた。「私はフランス。たった一人のフランス。バルクをセーヌ川の端から端まで敷き詰めてやる!」パリの革命広場に咆哮が轟く。バキバキのバルクを誇る筋肉(フランス)へと変貌したマリーは、ギロチン(処刑装置)を破壊して己の武器とし、鉄馬車(ジープ)が乗るほどの三角筋(ブリオッシュ)を躍らせ、武術服(ドレス)を身に纏い、革命軍をなぎ倒す! 宮廷武闘界隈最強の悪役令嬢、マリー・アントワネットのノンストップ逆転劇が始まる――!! ―――さらに西山暁之亮先生著の書き下ろしSS「忠誠はツインテールと共にありて」を特別収録! 筋肉万歳(ヴィヴ・ラ・フランス)! ※こちらの商品には、巻末にデジタル版限定特典イラストが収録されています。※
突然ですが、漢字テストです。以下は何と読むでしょう?
1.筋肉
2.武術服
3.希望
すべて、この作品の中での読み方ですが答は……
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1.フランス
2.ドレス
3.プロテイン
です。
応用で、「筋肉万歳」は「ヴィヴ・ラ・フランス」となります。
他にも
「ゴリ押し」と書いて「シャンゼリゼ」や
「堅牢さ」と書いて「バリカタ」、
「身に余る光栄です」と書いて「ナイスバルク」など、
『忍者と極道』ばりのルビ芸が繰り広げられます。
そう、これは鍛え上げた筋肉によりすべてを解決しフランスを革命していくマリー・アントワネット改め、パワー・アントワネットの物語。襲い来るギロチンは所詮バーベル以下。何なら武器に加工して闘います。
「パンがなければ己を鍛えなさい」
「常に筋肉は上品で優雅たれ」
など文字通りのパワーワードも連発。
1話では太眉かわいいシャルル=アンリ・サンソンが登場。2話からはローズ・ベルタンも登場しますが、彼女は現代的ギャルキャラに(ローズ・ベルタンのことをしっかり知りたい方は『傾国の仕立て屋 ローズ・ベルタン』もぜひ)。まだ登場していないフランス革命周りの主要人物がどのように描かれていくのかも楽しみです。
筋肉が好きな人、圧倒的パワーですべてを解決していくカタルシスを得たい人にお薦めです。