ななし

ドラクロワの「民衆を導く自由の女神」は誰でも知っている名画ですが、それ以前に衝撃的な作品を描いてスキャンダルを巻き起こした画家がいました。それがこの漫画の主人公・ジェリコーです。彼は自分がフランス革命後のいわゆる終わった時代に生まれてしまったことを苦々しく思っていました。だからこそショッキングな事件を題材にして人間の本質に迫ることで革命を起こそうとしたのです。死体をアトリエに置いて描いていたというエピソードからもその本気が伝わると思います。ダ・ヴィンチ連載だけあって文学作品のような高尚さがありましたが、全1巻なので読みやすかったです。

読みたい
本棚に追加
本棚から外す
読みたい
積読
読んでる
読んだ
フォローする
メモを登録
メモ(非公開)
保存する
お気に入り度を登録
また読みたい
バットバッドランド

バットバッドランド

国会議員・羽瀬(はぜ)の第二秘書として働く、大和 栄(やまと さかえ)。理想と現実のギャップに苦しみながらも、防衛大臣を務める父親をもち、自らも政治家となる未来が用意されていた。ある週刊誌記者の男と出会うまでは——。 黙認される賄賂、検察との癒着、握り潰された過去の事件。「何もしなければ」最高の人生を約束された栄に垂らされた、一筋の糸。 不毛の地で理想と真実を追い求めるクライムサスペンス!

時代に埋もれてしまった天才画家の半生にコメントする
※ご自身のコメントに返信しようとしていますが、よろしいですか?最近、自作自演行為に関する報告が増えておりますため、訂正や補足コメントを除き、そのような行為はお控えいただくようお願いしております。
※コミュニティ運営およびシステム負荷の制限のため、1日の投稿数を制限しております。ご理解とご協力をお願いいたします。また、複数の環境からの制限以上の投稿も禁止しており、確認次第ブロック対応を行いますので、ご了承ください。