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日々多忙を極めるゴリラーマン(40歳)がスーパー銭湯で休息をとっていると、テレビの画面からふと目に入る懐かしい風景と衝撃のニュース。高校時代を過ごした商店街で、集団暴行事件が発生したという。その被害者は“藤本修二”。ゴリラーマンはその後の予定をすべてキャンセルし、懐かしの場所へ向かうのだが──。レジェンド復活! 池戸定治、高校時代はその風貌から「ゴリラーマン」の異名をとった謎の男。40歳になってもその不思議な強さは健在! サラリーマンとして多忙な生活を送る彼の、「ゴリラーマン」としての時が再び動き出す!
最終見開きページの この余白!
この余白の美しさが秀逸です!!
前ページの 豪快なバッテングフォーム。
この直後、何か凄い事が起きたと思わせるような
人々の表情。
ゴリラーマンが、渋い表情ながら 打球を指さし
余裕で見上げる姿。 そして最終ページの余白!
この流れに見入ってしまいました。
近年のマンガは、背景など やたら細かく書き込んで
いますが、ただ細かくリアルに描けば良いというもの
ではありません。
思い切った余白をとる事で、より緊張感が高まる事も
あるのです。 いわば 余白によって、読者の想像力が
掻き立てられるのです。
そのツボを得た 見事な表現だと思います。