親を亡くし叔父から虐待を受けて暮らしている少年・ユータが、元ヤクザの男・マサキに出会ったことで叔父を自らの手で殺そうと決意するが…という話でした。
叔父は誰が見ても最悪な男なんですが、過労死した姉の子どもを仕方なく引き取ったという経緯もあり、だからといって同情の余地はないんですがユータを奴隷のように扱っています。
ユータの境遇と決意を知り復讐に協力することにしたマサキは、山奥に埋めて隠していた一丁の銃を掘り起こします。そして叔父を殺すための計画を伝えます。そこから叔父を殺すという決意に満ちたユータの表情から伝わる覇気がすごいです。オチはぜひ読んで確かめてほしいですが、ユータの未来を救ったのは間違いなくマサキです。ふたりが出会えてよかったと思いました。