死亡フラグという概念
猛スピードで人が死ぬのにとってもポップ。次の話で生き返るから安心安全。 「戦地で家族の話する」などの死亡フラグを主人公たちが身体を張って教えてくれる作品。 映画ドラマアニメ等映像作品をほぼ見ない私が読んでも面白いので、映画好きが読んだらもっと面白いはず。 もはや死亡フラグという概念が人類共通のあるあるになっているからこそ面白いし、こういう作品が成り立つんだろうなあ。 可愛すぎない絵柄もノイズにならなくてちょうどいい。萌え絵で死なれたら悲しいしリアル絵で死なれたらグロいし非常にいいライン。 あるあるの再履修もできるしいい作品!!
ただただ「死亡フラグあるある」を描いていくだけの漫画、でもあるし、映画好きの琴線に触れる非常に奥深い漫画でもあります。とにかく読んでて楽しい。
くどくなく、あっさりでもないどこかどんくさい絵柄も完全にじぶんの好みど真ん中でこの漫画を見つけられた自分を褒めてあげたい。というかもう褒めました。
自分の映画好きレベルは普通なので、もっと映画好きで映画に詳しい人が読むとまた面白いと思うところも違うと思うので、いろんな人の感想が聞きたい漫画です。
最初に書いたようにとにかく様々な「死亡フラグ」を題材に描くショート・ショートが詰まっていて、間に作者のおすすめ映画の解説が挟まっています。こういう題材なのでいつかはネタ切れが来るんでしょうが(それがどのくらいで来るのかは検討つかない)、個人的には一生続いてほしいシリーズです。