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以前、読切『賢者の教室』も素晴らしかった朝野茶柱先生の新作読切。
ただ「生きることの難しさ」を、そう来たかという角度で切り取っていて、とてもよかったです。
誰しも生活の中で気づけば視野が狭くなっていき「自分にはこれしかない」と思いがちだけど、どんな形であれ生きていける。かもしれない、と思わされました。
そこだけじゃないんだ、生きていいんだ、と。
特にこの主人公の場合は1人じゃないし、苦労もあったけど誰よりも近いところで感情や状況を共有して支えもあったのはよかったなと。
分かってくれる、そんな人が一人でもいればいいですよね。
そっと逃げ道にも照明を当ててくれるような、そんな気持ちになりました。
過去の読切『賢者の教室』
生きるってむずかしい。でも「生きていて幸せ」とは思えなくても「生きていて良かった」と思えるときはあって…。『賢者の教室』の気鋭作家が全ての今を生きる人々に向けて贈る、人生応援歌。